電子ファインダー

最近は雲が多い日が続いていますので、ゆっくり観望というわけにはいきません。そんな時はネットを徘徊して面白いネタ探をしています。今年5月に ASI385MC を購入したのですが、惑星のシーズンが終わると出番が減少してしましました。そのうえ私の不注意により1ケ月の入院 (修理) となってしまいましたので さらに出番がなくなっています。そこでさらなる活用を模索するために、電子ファインダーの実験をしてみました。ASI385MC + 50mm Cマウントレンズ (実際にはF/47mm) の場合、 計算すると画角は 8.8° x 5.0° となるようなので、光学式のファインダーと同程度のようです。

20181118_ASI386MC_finder

光学式のファインダーを電子ファインダーに交換して M42 を導入してみました。ASI385MCは高感度なので、1 sec の露出で下記ように写るので、確かに狭いところではファインダーをのぞくよりはかなり楽ですね。 次の惑星のシーズンまではこのスタイルで行こうと思います。(惑星撮影にはASI385MCが必須なので)

20181118_ASI386MC_finder_M42

冷却CCDは画像処理が面倒なのと時々雲が流れているので、短時間で撮影できるEOS Kiss X5 を使用しました。

GS200RC_120s_800iso_20181118_0400_075RD_EOSX5_composit_trim11/18/2018 3:30 – 4:40  GS200RC, 笠井 RC用0.75レデューサー・フラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, EOS Kiss X5 (新改造), 120sec x 15枚コンポジット、ISO800, 撮影場所:自宅のベランダ

かに星雲 (M1) – 失敗の巻き

アルデバランからたどって、かに星雲の導入はできたのですが、120sec のシャッタースピードではあまりにも淡くてまともな像になりませんでした。カラーバランスの調整も難しいです。

2018-11-03_ASI383MC_120sec_composit_M111/03/2018 3:40 かに星雲 (M1) ,  CFP200/F800,  赤道儀 Losmandy G11,  ASI385MC +MPCC MARK3 , IR CUT フィルター, シャッタースピード 120 sec  x 10 フレーム by  SharpCap 3.1  (合計露出時間 1200 sec),  SI7 にてコンポジット+レベル補正実施 , 撮影場所:自宅のベランダ

Sony α7s でタイムラプス – 朝焼け

朝焼けがきれいだったので、timelapse で撮影してみました。 しかしながら朝焼けの部分は最初の1~2秒で終わってしまいました。 (残念)

カメラ : Sony α7s
レンズ:FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870, ISO 6400,  35mm の広角に設定
キャプチャーソフト:Sony timelapse アプリ (有料)
設定:シーン Sunrise , インターバル 10 sec,  動画撮影 40 min
撮影時刻:2018年11月01日 6:00

オリオン大星雲 (M42) – ASI385-MC

不注意から、ASI385-MCを三脚とともに転倒させてしまい、USBケーブルのコネクター部分を破損させてしまったので、中国本土に修理に出していました。本日1ケ月ぶりに修理が完了し帰国しましたので、またいろいろ遊べます。

鏡筒と赤道儀は常設 (ほったらかし?)してあるので、カメラをATIK 383LからASI385-MCに交換し Live Stackで撮影してみました。 当たり前ですが、素子のサイズが 4/3 インチ (17.9×13.5mm) から 1/1.9 インチ(7.3×4.1mm) にダウンサイズとなるので、M42は完全にはみ出てしまいます。対象物が小さい星雲であればカメラを交換したほうが、素早く撮影にはいれて便利です。

下記の画像はMPCCの位置が正しくないようで、周辺の星像が変です。

2018-11-01-0130_ASI385MC_composit11/01/2018 1:30 オリオン大星雲 (M42) ,  CFP200/F800,  赤道儀 Losmandy G11,  ASI385MC +MPCC MARK3 , IR CUT フィルター, シャッタースピード 20 sec , SharpCap 3.1 によるLive Stack にて32フレームスタック (合計露出時間 340 sec),  SI7 にてレベル補正実施 , 撮影場所:自宅のベランダ

オリオン大星雲 (M42) – LRGB合成

連日晴れの日が続いていますが、まだ月明りがすごいです。Hαばかりでは色気がないので、久しぶりに面倒な LRGB 合成を試してみました。 月明りのせいでL画像のシャッタースピードの選択が難しく、 120 sec, 90 sec, 60 sec で試写してみました。 90 sec が最もバランスがよさそうだったので、90 sec 5枚をコンポジットしています。

モノクロカメラはそれぞれのフィルターでの撮影が面倒ですが、カラーバランスが調整できるので、月明りがあっても明るい対象物であればそれなりに映るのでいいですね。

20181030_CFP200_ATIK383_90_x2_-lrgb10/30/2018 4:30 オリオン大星雲 (M42) ,  CFP200/F800,  赤道儀 Losmandy G11,  ATIK 383L+MPCC MARK3 (冷却は使用せず), ガイド  QHY5II,  シャッタースピード L 90sec  5枚,  R 120sec  1枚,   G 120sec  1枚, B 120sec  1枚.  いづれもx2 ビニングモードにて撮影, ステライメージ7 にて階調補正, 撮影場所:自宅の2階のベランダ

バラ星雲(NGC 2237-9, NGC 2246) 続編

10月7日、10月9日のリベンジです。月齢 18 で月がとてもきれいなので、撮影にはHαしか選択肢はありません。1200 sec (x2 ビニングモード) で撮影しました。途中雲が流れていて、ガイド星を見失ってしまった上に、撮影のほうも邪魔されてしまいましたので、画質はいまいちです。オートパイロットで3枚撮影した時点で撮影を断念しました。オートガイドのグラフが時々波打っているのは、雲によりガイドが止まってしまった影響です。

20181028_CFP200_ATIK383_FL5_1200_x2_composit10/28/2018 4:30 バラ星雲(NGC 2237-9, NGC 2246) ,  CFP200/F800,  赤道儀 Losmandy G11,  ATIK 383L+MPCC MARK3 (冷却は使用せず), ガイド  QHY5II,  Baader 7nm Ha Filter, シャッタースピード 1200sec  3枚,   x2 ビニングモードにて撮影, ステライメージ7 にて階調補正, 撮影場所:自宅の2階のベランダ

撮影にはATIK 383Lに付属のArtemis Capture というソフトウェアを使用しています。Artemis Capture には Sequencer という機能があり、Exposure (sec) ,  Binning ,  Filter Position,  Repeat count 等を設定し Run (実行) すると後は勝手に撮影して画像を保存してくれます。実に便利な機能です。

pc_screen

馬頭星雲と燃える木

昨日の失敗を踏まえて、本日はCFP200/F800でお馬さんを撮影しました。Hαだと撮影時間が長いので、待っている間はTVやビデオを見て暇をつぶしています。(時には晩酌も・・・)

20181022_CFP200_ATIK383_FL5_1800_x2_composit10/22/2018 1:00 馬頭星雲と燃える木, CFP200/F800, ATIK 383L + MPCC MARK3 (冷却なし), 赤道儀 Losmandy G11, ガイド鏡 Kasai GuideFinder 50 + QHY5-IIM, Baader Ha  7nm Filter,シャッタースピード 1800 sec (x2 ビニングモード) 3枚コンポジット, SI7で階調補正, 撮影場所:自宅の2階のベランダ

PHD2風がないのでPHD2によるガイドはおおむね1.09 秒程度の範囲の振れ幅で安定してます