馬頭星雲をColorで撮影してみた

光害がある市街地での撮影はHαが適しているのは分かっているのですが、モノクロは味気ないので時々 Color で撮影しています。惑星だと IDAS LPS-V3 が使用できるのですが、星雲・星団さらに長時間の露出が必要となるのでナローバンドフィルターを使用する必要があります。今回は IDAS Nebula Booster NB1 (ネビュラーブースターNB1)を使用してみました。また最近PHD2によるオートガイドの安定度がいまいちだったので、ベルトドライブによる1/3 減速方式を中止しステッピングモーターから 直接RA/DEC軸に接続する、ダイレクトドライブ方式に戻したところ安定するようになりました。ステッピングモーターのトルクは十分なのでダイレクトに接続しても問題ないようです。

撮影機材: BKP130 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector , ASI294MC, OnStep 仕様 Losmandy G11 + M1 Mac mini + MacOS版 KStars 3.5.8, MacOS版 PHD2 2.6.10、QHYCCD ミニガイドスコープ + ASI120mm mini

L 画像 :  IDAS Nebula Booster NB1、10/4 0:51 – 1:43, IC434 馬頭星雲 300sec x 10枚、Gain 300、Offset 8、Dark補正 & Flat補正取得後適用、SIでデジタル現像後、階調補正、1×1 Bin、撮影場所:自宅のベランダ

L 画像 :  IDAS Nebula Booster NB1、10/4 2:30 – 3:31, M42 オリオン大星雲 300sec x 10枚、Gain 300、Offset 8、Dark補正 & Flat補正取得後適用、SIでデジタル現像後、階調補正、1×1 Bin、撮影場所:自宅のベランダ

連夜の撮影に挑戦

といっても昼寝をしたので睡眠十分ではあるのですが・・・ 昨夜にくらべ若干眠い夜空ではありましたが、一応星は輝いているので昨日撮影できなかった馬頭星雲のを撮影しました。

撮影機材: BKP130 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector , QHY268M, OnStep 仕様 Losmandy G11 + M1 Mac mini + MacOS版 KStars 3.5.8, MacOS版 PHD2 2.6.10、QHYCCD ミニガイドスコープ + ASI120mm mini

Ha 画像 :  Baarder 7nm Ha フィルター、9/27 2:00 – 3:30, IC434 馬頭星雲 300sec x 10枚、Gain 50、Offset 56、Dark補正 & Flat補正取得後適用、SIでデジタル現像後、階調補正、1×1 Bin、撮影場所:自宅のベランダ

久しぶりの撮影

関東地方は台風の影響は少なかったのですが、撮影には不適の日々が続いていました。今朝は時々雲が流れるのですが、久しぶりになんとか撮影できました。

撮影機材: BKP130 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector , QHY268M, OnStep 仕様 Losmandy G11 + M1 Mac mini + MacOS版 KStars 3.5.8, MacOS版 PHD2 2.6.10、QHYCCD ミニガイドスコープ + ASI120mm mini

Ha 画像 :  Baarder 7nm Ha フィルター、9/26 2:30 – 4:00, NGC1499 カリフォルニア星雲 300sec x 5枚、M42 180sec x 5枚、Gain 80、Offset 50、Dark補正 & Flat補正失敗のためノイズあり、SIでデジタル現像後、階調補正、4×4 Bin、撮影場所:自宅のベランダ

前回と同様にピント合わせは順調に完了

鏡筒のバランスが合っていないのか PHD2 の RA グラフが若干不安定でした

久しぶりの撮影のせいで手順を忘れていて、ダーク画像およびフラット画像の撮影を忘れてしまいました。仕方がないので以前撮影した画像を使用したためノイズが残っています。   

 

GPVの予報に少しは期待してみたが・・・

台風が接近中なので絶望的なのですが、せっかく時差ボケ中なのでGPVの予報に期待してみました。

カペラを使用して Goto -> PlateSolving そしてフォーカスチェックは順調に完了

続いてM1に Goto -> PlateSolving も順調に完了

最後に PHD2 による Auto Guide のキャリブレーション中に雲がもくもくと出現してあえなく終了しました。

とりあえず2ケ月間ベランダに設置 (放置?) していた機材は問題なく稼働することが確認できました。

台風11号のせいで天候悪し

8月30日に帰国したのですが、台風11号のせいで本日まで星見に適した日はありませんでした。カリフォルニアに滞在した1ヶ月半の中で、小雨がぱらついたのはわずか1日でそれもほんの僅かな時間でした。確かに天候の違いに不公平感を感じます(涙)。天候が安定していて快適なベイエリアでハイテク企業がたくさん誕生するのもわかる様な気がしました。よって今回も天体とは関係ない話題です。

娘家族の家に滞在中便利だと思ったのはスマート・ロックシステムです。Apple Watch のスマート・ロックアプリにキー(コード) を入力しておけば、家のドアーキーのみならず、プールやジムのドアーにもアクセス可能となる仕様です。物理キーを借用する必要がないので非常に便利でした。

日本帰国して調べてみましたが、いくつかのスマート・ロックシステムが販売されている様ですが、取り敢えずコストパフォーマンスが良さそうな中国製の SwitchBot というスマート・ロックシステムを設置してみました。この製品にした理由は 指紋認証 で Lock/Unlock が可能という点にあります。もちろん、 Apple Watch や iPhone からもLock/Unlock が可能ですが、指紋認証が一番簡単であること、どこかに忘れることがない点です(さすが指を忘れることはないな)

ハブを追加で Install し周辺機器を接続すれば Siri とか Alexa で制御できる様ですが、そこまで Home Automation化 は考えていないので取り敢えず、スマート・ロックシステムで止めておきます。

(私が勤務していた会社でも かなり前に Home Automation System を開発していて、米国の上司の家にお邪魔した際に、その方の家に設置されていたのを思い出しました。米国の家だと広いので価値はあるのかもしれませんが、日本のウサギ小屋では手動で十分かなと感じていました。その後スマートシティーという考えが広まってきて、社会 全体的なレベルで最適化を目指することの意義が最近ようやく理解できましたが、残念ながら20年以上前の時点では凡人である私には理解不能でしたが・・・)

長い長い夏休み

7月12日に日本を出発して8月末に帰国する長い長い夏休みの旅を無事に終えました。主にサンフランシスコ郊外のベイエリア(Foster City) に滞在したのですが、今回の訪問にあたり、娘の家族用の食料品を多めに持参したため、残念ながら小型望遠鏡を持って行くことは諦めました。ベイエリアは運河と西側の山のお陰で気温は18 – 25℃程度で湿度が低いので快適です。サンフランシスコ国際空港から車で15分程度で、もう少し南下するとレッドウッドシティー・スタンフォード大学・マウンティンビュー・サンノゼ がありApple, FaceBook, Google, IBM 等のハイテク企業や大学があります。

フォスターシティーは運河のお陰でいつも涼しいです

8月10日のアスレチックス対エンジェルス戦の観戦

今回も、サンフランシスコ市街, モントレー・カーメル(洒落たヨーロッパ調の街)・ナパバレー(Winery) と訪れましたが、一番盛り上がったのは大谷選手が出場した 8月10日のアスレチックス対エンジェルス戦の観戦です。延長12回に1点を得点し、最終的に5−4 でエンジェルスが勝ちました。

8月10日 アスレチックスタジアム @ オークランド

大谷選手の試合を観覧した後、モントレー・カーメル(洒落たヨーロッパ調の街)に移動しました。

モントレー・カーメル(洒落たヨーロッパ調の街)
Carmel by the sea の浜辺から撮影、左側が Monterey、中央が Pebble beach Golf course 、右側が Carmel

8月12日 スヌーピー博物館にて

8月13日の Napa Valley V. Sattui winery でのTasting

V. Sattui winery でのTasting

3年ぶりに Napa Valley にやって来ました。目的は V. Sattui winery でのTasting です。ここのワイナリーのワインは一般の小売店で販売していないので、ここで直接購入する以外入手できない様です。白・ロゼ・赤のリストから希望のワインを選らび、順次テイスティングをし、飲み比べていくスタイルです。50-95 US$ のワインなので香りやふくよかな味わいは、普段飲んでいる物との違いが明らかですね。男性陣はがテイスティング中、女性陣はピクニックエリアで食事をくつろいだ様です。 https://www.vsattui.com/

8月19日 サンフランシスコ市内の公園にて

サンフランシスコ市内のお馴染みの名所ではなく地元の方に愛されている、アラモスクエア公園に行ってみました。この公園の家並みはフルハウスというテレビ番組で採用されている風景なので地元の人には有名らしいです。

Alamo Square 公園
子供には公園の景色よりこっちの方が楽しそうです

8月27日 オアフ島ノースショアーにて

サンフランシスコから直接日本に帰国しても良いのですが、次回はいつ来れるかわからないのでハワイ・オアフ島にストップオーバーすることにしました。今回は The BUS を使用してオアフ島一周の旅をしたのですが、GoogleMap の優秀さに驚かされました。GoogleMap 上のバス停のマークを選択するとそのバス停で乗ることが可能なバスのルート番号が表示され、あと何分で到着しますと表示されます。もちろん遅延があれば刻々と情報が更新されます。スマホとGoogleMap があれば米国の滞在は問題ないですね。

ハワイホノルル空港に到着しました

クアアイナハンバーガーの種は通常のハンバークと同じぐらい厚いので食べ応えがあります。ググったら最近は日本にもたくさん出店しているのですね。個人的には大谷選手も推薦しているIN-OUTが美味しくて、量的にもちょうど良いので私も好きです。

こちらが大谷選手が好きだという IN-OUT バーガーです。
ホノルルからアラモアナショッピングセンターから52番で時計回りでハレイワまで行き(2時間強)、ハレイワから60番で同様に時計周りでワイキキに戻ってきました(3時間強)。

今回はハワイでの空港とホテルの移動に Uber を利用したのですが、こちらも早いしリーゾナブルな価格なので助かりました。いままではレンタカーを移動に使用していましたが Uber と The Bus十分だと思います。2ケ月弱という長い長い夏休みでしたが、日本入国時の事前PCR検査も陰性だったので予定通り帰国でき喜んでいます。

もやっとした夜空の M27

赤道儀のカプラー問題とカメラのスケアリング問題は Fixされたようで 撮影準備は順調です。

 

日中は警戒注意報がでるほど晴天が続いていますが、夜になるとなぜかもやっとした夜空です。おそらく水蒸気が含まれているのでは? と想像しますが、このような条件だと 撮影した画像の Color 合成がうまくいきませんでした。M27 の AOO合成は無謀だったかも・・・

撮影機材: BKP130 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector , QHY268M, OnStep 仕様 Losmandy G11 + M1 Mac mini + MacOS版 KStars 3.5.8, MacOS版 PHD2 2.6.10、QHYCCD ミニガイドスコープ + ASI120mm mini

Ha 画像 :  Baarder 7nm Ha フィルター、6/8 0:37 – 1:30, 300sec x 10 枚、Gain 80、Offset 30、Dark補正 & Flat補正、SIでデジタル現像後、階調補正、2×2 Bin、トリミング、 撮影場所:自宅のベランダ

OIII 画像 :  Baarder 7nm OIII フィルター、6/8 2:04 – 2:24, 300sec x 5 枚、Gain 80、Offset 30、Dark補正 & Flat補正、SIでデジタル現像後、階調補正、2×2 Bin、トリミング、 撮影場所:自宅のベランダ

 

白鳥座 サドル付近 の Hα画像

早速、昨日の問題を解決し (カプラーの止めネジの締め直し) 正常に稼働するか検証してみました。GoTo および Plate Solving は正常に動作し、以前の様にターゲットの導入は楽になりました。画像の右上の星像が若干ゆがんでいるので、若干スケアリングが合っていないかもしれません。8枚撮影を完了した時点で、雲が流れてきて Auto Guide が失敗するようになってきたので、中止し Flat と Dark を撮影して検証を終了しました。  

撮影機材: BKP130 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector , QHY268M, OnStep 仕様 Losmandy G11 + M1 Mac mini + MacOS版 KStars 3.5.8, MacOS版 PHD2 2.6.10、QHYCCD ミニガイドスコープ + ASI120mm mini

Ha 画像 :  Baarder 7nm Ha フィルター、6/8 1:59 – 2:35, 300sec x 8 枚、Gain 80、Offset 30、Dark補正 & Flat補正、SIでデジタル現像後、階調補正 & DeNoise AI、1×1 Bin、トリミング、 撮影場所:自宅のベランダ

GoTo および Plate Solving は正常、PHD2 による Auto Guide も比較的安定しています。

あるあるのトラブル

今朝は久しぶりの晴天で絶好の撮影日よりでした。 ところが・・・・・・・

Mac Mini の KStars から問題なく機器に接続されるのですが、いくら Goto & Plate Solving を実施してもうまくいきません。 さては OnStep の Controller が壊れたかと思い Backup の OnStep Controller に交換してもうまくいきません。 G11の Stepping Motor は問題なく回転しているようです。1時間ばかり試行錯誤していると、どうも Stepping Motor と 赤道儀の RA シャフトを接続しているカプラーの部分で時々空回りしているようです。夜中にRA の Stepping Motor を外して調べてみると、カプラーのねじを 1本閉め忘れていました。これまで1本で何とか回転を保持していたようですが、負荷のためついに空回りを始めたようです。「あぁぁ~」という感じです。

原因が判明した時には、すでに夜が明け始めていて、適切な星が見つかりませんと怒られ Plate Solving も失敗するようになりましたので、ここで作業は終了です。久しぶりの撮影チャンスを自分の不注意で無駄にしてしまいましたが、とりあえず原因が判明して安心しました。

軽量撮影機材 (トラベル編) のテスト

今朝は久しぶりに晴れたのですが、強風のため本格的な撮影には難しそうなので、急遽、標記のトラベル用の撮影機材のテストを行うことにしました。

撮影機材: FMA180, ASI385MC, AZ-GTi 赤道儀仕様, M1 MacBook Air Monterey 12.4 + MacOS版 KStars 3.5.8

  1. AZ-GTi を設置し KStars を使用し基準星を導入し、基準星がファインダーの中心に位置するように補正する。
  2. ファインダーをFMA180に交換し、 M31を導入たのちPlate Solving を実施する。
  3. ASI385MC を (KStars から Disconnect ) ASILive 1.5.6 にConnect する。
  4. ASILive で LiveStack を実施する。

Stack Frames 312, Exposure 1sec, Bin x1, 32.5C, Gain 131

Stackingされた画像をSIでデジタル現像後、階調補正 & DeNoise AI、1×1 Bin、トリミング、 撮影場所:自宅のベランダ

市街地での300sec の露出なのでこの程度ですが、もう少し暗い場所であれば画質の向上が望めるのではと期待しています。なお本日は自宅なので Vixen の SGX-HAL130 を三脚に使用しましたが、カメラ用カーボン三脚に搭載すると カメラ+Az-GTi+三脚込みで 4Kg 程度 に収まりそうなので、スーツケースに入れて搬送できそうです。PHD2等の Auto-guide 用の機材を使用しないので軽量かつシンプルな構成で、Plate Solving も利用可能なので導入も迅速に行えます。

2022年7月16日 FMA180 バックフォーカス情報を追記