台風対策

超大型の台風19号が東海・関東地方に接近しているということで、明日は電車も飛行機も運行停止することが既に発表されています。自宅の簡易観測所が台風で吹き飛ばされないように、ロープで固定しておきました。直接風が観測所の側面を直撃すると風圧で耐えられないかもしれないので、防水シートで傾斜を作り風が傾斜を伝わって逃げていくようにしてみましたが、果たして耐えきれるか心配です。

2019年10月13日 追記

我が家は台風の被害はなかったのですが、各所で川が決壊して被害が出ているようなので心配です。

久しぶりの星空

Off Axis ガイドの失敗確率の増加問題、新しいPC入れ替えによる撮影機材の不安定問題、おまけに最近は天候不良続きで撮影の方はなかなかうまくいきませんでしたが、 今朝の横浜地方は久しぶりの撮影日和になりました。

Off Axis ガイド をやめ、通常の 200mm F4 ガイド鏡によるオートガイドに戻したためにComa Corrector のバックフォーカスの位置が変わってしまったので、急遽スペーサーを入れて調整してあります (もう少し追い込む必要あり)。安定稼働のための機材調整なので、対象物は大きい オリオン大星雲にしました。

自宅のベランダで NGC1977 (Running man) がかろうじて写っているので空の条件が良かったのではと思います。残念なのは構図が少し右寄りになってい待ったところでしょうか?

10/10/2019 4:00 M42, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Cフィルター + IDAS LPS-V3、80 sec (1×1ビニング) x 5枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

10/10/2019 4:00 M42, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Hαフィルター + IDAS LPS-V3、900 sec (1×1ビニング) x 5枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

画像処理用 PC の更新

現在メインで使用している DeskTop PC は2013年12月 にパーツを買いそろえて自作したPCです。普段はベランダに設置してある望遠鏡と接続して、撮影・オートガイド・画像処理を処理させています。まだまだ現役で使用できるのですが FirmwareやDriver 等のサポートもきれるので、6年ぶりに更新することにしました。今回は CPU, Mother Board, Memory, Graphic Card の更新のみで、SDD/HDD、電源、ケース 等はそのままです。したがってDriverの更新のみでSoftware の再導入は必要ありませんでした。Benchmark は約2倍の数値となっていますが、体感的なスピードはほとんど変わっていません。 Graphic Card はMiddle range の性能なので Game はかなり早くなっているようです。FF XV は非常にスムーズに稼働します。残念ながら私は Gamer ではないのでこの投資の恩恵は享受できないかもしれません。

旧PC

  • CPU – Intel i5 4440 第4世代 Intel Coreプロセッサ Haswell
  • Mother Board – ASUSTek LGA1150 H87-PRO
  • Memory – CFD DDR3 PC3-12800 8GB x 2 + 4GB x 2 = Total 24GB
  • Graphic Card – ASUSTeK NVIDIA GT650

新PC

  • CPU – Intel i7 9700 第9世代 Intel Coreプロセッサ Coffee Lake Refresh
  • Mother Board – MSI Z390-A PRO LGA1151
  • Memory – CORSAIR DDR4-2666MHz 8GB x 2 = Total 16GB
  • Graphic Card – MSI GeForce GTX 1660 GAMING X 6G

長時間露出 (Hα) – リベンジ 2

今回は撮影時間の短縮および高画質化を目的として、ASI294MC Pro で撮影してみました。ガイドのほうも多少雲が流れても踏ん張れるように、オフアキはあきらめでF4 200mm のガイド鏡に戻してあります。

今回はガイドは非常に安定していて問題なかったのですが、バックフォーカスが合っていないたみたいですべての星像が楕円です。おまけに ASI294MC Pro は長時間露出の際のアンプノイズがすごいです。やはり長時間露出の場合、ATIK383Lのほうがすぐれています。画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。

10/2/2019 4:00 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Hαフィルター、1200 sec (1×1ビニング) と 1800 sec (1×1ビニング) x 2枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

長時間露出 (Hα) – リベンジ

9月に入っても天候に恵まれる日がすくないのですが、GPV気象予報だと明け方には雲がいなくなるようだったので、3時に起床しリベンジしてみました。焦点距離の長い Off-Axis Guider は, 環境の影響を受けやすくちょっとしたことですぐガイドエラーになってしまいます。実際にガイドが安定するようになったのは、4時過ぎだったので仕方がなく時間短縮の対策として 2×2 ビニング モードを使用し露出時間を 1200 sec から 600 sec と半分にして何とか1枚だけ撮影することができました。

明け方の1枚の画像なので画質は良くありません。Hαの場合もう少し露出時間が必要です。画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。

9/27/2019 4:15 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ATIK383L, Hαフィルター、600 sec (2×2ビニング) x 1枚ショット, SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

Losmandy の部品 (ステッピングモーターやハンド・コントローラー) が故障したら困るなと思い Losmandy Web サイトを見ていたら, ステッピングモーター仕様の G11 はディスコンになってしまい GEMINI 2 の自動導入のみとなっていました。また保守部品としての ステッピングモーター は、「問合せ要」 となっていました。エンコーダー+SkySafari があれば手動式でも十分なのですが、世の中のニーズは自動導入なのですね。

EXPLORE SCIENTIFIC 社から PMC-8 UPGRADE FOR LOSMANDY G11 MOUNT というキットが出ていてこれを取り付けるとスマホから制御できるようです。現時点の価格は $1,499.00 ということなので GEMINI 2 と同程度でしょうか。そういえば私のLosmandy G11に装着しているエンコーダーはこの Woodand Hills から購入したのですが、1号機ですよと言われました。残念ながら現在このエンコーダーは販売していないので、壊れたら次は PMC-8 ですね。

長時間露出 (Hα) – 雲のため失敗

月明りがきれいで今夜も晴れそうなので、昨夜に続き CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector のテストです。今回は ATIK383L + Hαで長時間露出を試みました。 コマ・コレクターとCCD素子の距離は 55mm としてあります。

Hαなので露出時間 1200秒 ぐらいは必要です。撮影中はオートガイドも安定して順調だったのですが 1100秒過ぎたところで薄雲が発生しガイドができなくなりあえなく失敗してしまいました。あともう少しだったのに残念です。下記の写真は残念な結果ですが、とりあえず 下記の3点が確認できたので今回は良しとしましょう

  • CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector の組み合わせ 
  • QHY5IIによるオフアキシスによるオートガイドの性能
  • ATIK383L の稼働確認

画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。

9/15/2019 3:12 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ATIK383L, Hαフィルター、1200 sec (1×1ビニング) x 1枚ショット, SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

2019年9月20日 追記

ガイド不良になった直後から追跡が著しく外れて、輝星の軌跡が派手に写っています。我が家のベランダは北極星が見えないのでPHDドリフトアライメントで調整しているので、ガイドがない場合でもある程度は追跡してくれるものと思っていましたが、これほど流れるとは予想外でした。9月19日夜、南側に星が確認できる間に、改めて PHDドリフトアライメント を実施してみました。台風15号の影響はなかったと思っていたのですが、赤道儀のピラーが5㎜ぐらいずれてしまったようです。オートガイドのおかげで気が付かなかったのです。その後はまた雲が出てしまったので、残念ですが撮影はできませんでした。

機材の稼働確認

2ケ月間機材を簡易観測所に設置したままで留守にしていましたので、6月に購入済みの TS-Optics の NEWTON Coma Corrector 1.0x GPU Superflat – 4-element の検証を兼ねて稼働確認を行いました。

わずか2ケ月ですが、手順を忘れている部分があり正常稼働まで時間がかかってしまいましたが、一応 機材のほうは特に問題なく稼働していることを確認しました。 オフアキシス でのオートガイドも問題ないようです。

TS-Optics NEWTON Coma Corrector 1.0x GPU Superflat – 4-element – 2″ connection は f/3.5 to f/6 に対応しており、焦点距離ごとに下記の数値が推薦されていますので今回は 55mm になるように調整しています。

  • Focal length up to 600 mm – working distance 52 mm
  • Focal length 610-690 mm – working distance 53 mm
  • Focal length 70-790 mm – working distance 54 mm
  • Focal length 800 mm and more – working distance 55 mm

このコマ・コマコレクターは全長が長いのでスレーブにきっちりはまり、扱いやすいと思います。 確かにBaader MPCC Mark III より補正がよく効いているかもしれません。今回は月明りがすごいのでカペラを撮影してみました。

下記の画像はクリックすると元のサイズで表示可能です

9/14/2019 1:45 カペラ, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11,ASI294MC, クリアーフィルター、30 sec (1×1ビニング) x 1枚ショット, 感度 300、SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ