2001-2002


2002年10月27日

下記の写真はQV-8000SXで撮影しました。実際眼視した状態とよく似た見え具合です。つまり口径が20cmあっても横浜ではこの程度しか見えないということです。

M2 C8-EX, シャッタースピード:42 sec, LV25mm, No コンポジット

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M15 C8-EX, シャッタースピード:64 sec, LV25mm, No コンポジット

m15-64sec-c81

M31 C8-EX, シャッタースピード:64 sec, LV25mm, No コンポジット

m31-64sec1-c81

2002年11月1日

かなり濃霧があったのですが、明け方にはすっかり晴れ上がりました。ところが北風ビュービューで冷え込みも激しく惑星は全滅なので焦点距離の短いFS-60Cで超低倍率を楽しみました。

M42 FS-60C, シャッタースピード:64 sec, LV25mm, No コンポジット

m42-64sec-fs60c1

M45 FS-60C, シャッタースピード:64 sec, LV25mm, No コンポジット

m45-64sec-fs60c1

2002年11月3日

寒気が流れ込んでいるせいかシンチレーションは良くないですね。10cmアポ屈折ではそれなりにシャープな像を見せてくれますが中央遮蔽のあるシュミットカセグレンの密閉鏡筒はそのまま影響を受けてしまいますので高倍率はイマイチです。

M42 C8-EX, シャッタースピード:64 sec, LV25mm, 2 コンポジット

m42-c8ex2

Jupiter C8-EX, シャッタースピード:1/15 sec, LV25mm+デジカメ8倍ズーム, 10 コンポジット

jupiter-c8ex1

Saturn C8-EX, シャッタースピード:1/8 sec, LV25mm+デジカメ8倍ズーム, 10 コンポジット

saturn-c8ex1

2002年11月8日

また今週末も寒気が流れ込んでいるせいかシンチレーションは最悪です。

Jupiter C8-EX, シャッタースピード:1/8 sec, LV15mm+デジカメ8倍ズーム, 20 コンポジット

jupiter-c8ex-lv151

Saturn C8-EX, シャッタースピード:1/1.33 sec, LV15mm+デジカメ8倍ズーム, 10 コンポジット

saturn-c8ex-lv151

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2002年10月13日

体育の日の3連休は観望三昧なので、おかげで寝不足気味です。昨日は大気の状態もよく木星のベルトのうじゃうじゃした模様も見えていたのですが、今夜(実際には明け方4時)は北風が強くなって望遠鏡がゆれています。スカイセンサーはまあまあの導入精度でGoToボタンでほぼ対象物を捕らえてくれますので、これから冬に向かって威力を発揮しそうです。下記の写真はQV-8000SXで撮影しました。木星は東の空が既に明るくなり始めたころ撮影したのでベルトの模様はあまりよく映っていません。

C8-EX, シャッタースピード:1/2 sec, LV25mm+8倍ズーム, AstroStackにて5枚コンポジット, 3×3 ソフトビニング

saturn12

C8-EX, シャッタースピード:1/3 sec, LV25mm+8倍ズーム, AstroStackにて20枚コンポジット, 4×4 ソフトビニング

jupiter11

C8-EX, シャッタースピード:42 sec, LV25mm, No コンポジット, 3×3 ソフトビニング

m421

2002年10月14日

また性懲りも無く朝3時30分に起床しました。今朝は昨日ほど寒くありませんが夜露がすごいですね。

C8-EX, シャッタースピード:1 sec, LV15mm+8倍ズーム, AstroStackにて5枚コンポジット, VGAサイズの画像を3×3 ソフトビニング

saturn31

C8-EX, シャッタースピード:1/1.3 sec, LV15mm+8倍ズーム, AstroStackにて10枚コンポジット,VGAサイズの画像を 3×3 ソフトビニング

jupiter31

下記の2枚はおまけですが、F6.3のレデューサーをつけた時のM42の画像です。(注:LV15とLV25はフォーカス位置が同じだと思っていましたが、撮影した後で違っているのに気がつきました。ゲゲッ、LV25で撮影する前にはLV15でピント合わせをしLV15で撮影したときにはLV25でピント合わせをしてしまったので下記の画像は両方ともピントが合っていません。)

こちらの画像はLV25ですがかなり低倍率になります。
C8-EX, シャッタースピード:64 sec, LV25+F6.3レデューサー, No コンポジット, VGAサイズの画像を 2×2 ソフトビニング

m42-lv251

LV15ですがF6.3のレデューサーをつけるとそれなりに広視野になります。
C8-EX, シャッタースピード:64 sec, LV15+F6.3レデューサー, No コンポジット, VGAサイズの画像を 2×2 ソフトビニング

m42-lv151

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2002年9月29日

かねてから懸案であった赤道儀(Losmandy GM8)のコンピューター化に挑戦しました。本来ならLosmandy純正のGeminiというGoTo装置となるんでしょうが、いかんせん価格が・・・・。そこで国内では定評のあるビクセンのスカイセンサー2000PC(SS2000PC)という、モーターおよびコントロラーを使用してGM8をコンピューター化する事にしました。これだと10万円ぐらいで完璧なGoTo装置が出来上がります。

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赤道儀は赤経と赤緯に対して回転するのでモーターの取り付け位置が重要になります。もし赤経と赤緯の回転する際に望遠鏡等がモーターにぶつかったら大変なことになりますので、どうような角度で取り付けるかを検討しなければなりません。残念ながらGM8の場合ウオームギアーのシャフトに対して90度の角度で取り付けなければ回転の邪魔をする事がわかり、SS2000PC付属のスーパーギアーは使用できないことが判明しました。

そこで東急ハンズ渋谷店で下記の材料を仕入れてきました。

- 協育歯車工業製 笠歯車   M80B 20+1605/B80B 20 2組
- 軸受け ヱクセライドPG   0506 4個
- Lアングルアルミ          5mm厚+3mm厚
- ステンレスビス&ナット    径3mm 長さ12mm
- 角型ワッシャー 4mm穴   (モーターとアルミプレートのスペース調整)
- アルミ丸棒 5mm径 1本   (赤道儀のウオームギアとの接続)

まずLアングルアルミ (3mm厚)を金属のこで切り出しやすりがけをします。その切り出したアルミで下記のような、軸受けを作成します。ここで問題になるのは、SS2000PCのモーターのシャフト径は6mmなのですが笠歯車(締め付け機構付マイタ歯車)の内径は5mmしかないという事です。とりあえず電気ドリルを使用して内径を広げましたが、難易度Cの工作です。できればメーカーに頼んで工作してもらった方が無難でしょう。

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次にLアングルアルミ (5mm厚)を金属のこで切り出しやすりがけをします。その切り出したアルミで赤経モーターと赤緯モーターを下記のように取り付けます。SS2000PC用のモーターはビクセンのGPシリーズの赤道儀にそのまま搭載可能となるよう、余分な出っ張りがありますがGM8では邪魔なのでついでに切り落としてしまいました。

ramoter1

decmoter1

朝6時から作業を開始しアルミの切り出しが完了したのがお昼ごろでした。それからドリルでねじ穴やシャフトの穴をあけ組み立てが完了したのは夜の9時でした。組みあがって動作試験をしたのですが赤緯モーターの動きが渋いので調整をし直し全てが終わったのは明け方の3時。なんと長い1日だったことよ。残念ながら外は曇りなので実機での導入精度の確認はまだできていません。部屋の中で基準となる恒星を選択しGoToボタンを押すとそれらしく鏡筒をグイ~ンと振り向け始めるのでたぶんそれなりには動くでしょう。

2002年10月6日

いろいろテストした結果判明したのですが、米国製の赤道儀のウオームギア-は国産のもとと比べると回転が逆になっているようです。そのためにはスカイセンサーでギア-の設定をマイナス値にしなければならないのですが、最新バージョンのスカイセンサーはマイナス値を設定すると正常に動作しないことが判明しました。そんなぁばかな~。 とはいうもののこれまでの出費をむだにするわけにもいきませんのギア-ボックスを再設計するはめになりました(もう一段スーパーギア-を入れて逆回転にする)。自作への道とはこんなもんですね。

マイタ歯車で90度に取り付けた第一シャフトを駆動し、スーパーギア-で第二シャフトを逆回転で駆動します。第二シャフトはそのまま赤経や赤緯のウオームギア-に直結してあります。ギア-の多段化により、機械的ロスが発生すると思われたので、1/2に減速する事にしました。おかげでバックスラッシュの値をかなり小さく抑えることが可能になりました。

東急ハンズ渋谷店で追加購入した部品は下記の通りです。

- 協育歯車工業製 スーパーギア-  S75B16B+0305 2組
- 協育歯車工業製 スーパーギア-  S75B32B+0306 2組
- 軸受け ヱクセライドPG 0506 8個
- レインボープロダクト社製 アルミストッパー 5mm 161-62 PM 2組
- アルミ丸棒 5mm径 2本 (第一シャフト用)

スカイセンサー2000PCのコントローラーで設定した値は下記の通りです。

- モーター速度:0000-0400/4/4 32 5.0
- バックスラッシュ:RA=100 DEC=100
- エンコーダーの設定:M3(1600+1600)
- ギア-比の設定:+072X180+072X180
- モーターパラメーター:RA=セット3 DEC=セット3

性能チェックのため明け方4時に起床しましたが、残念ながら薄雲がかかっていて肉眼で見えるのは土星・木星・シリウスのみという状態でした。とりあえず土星・シリウスをアライメントを調整し木星を自動導入してみましたが若干のずれがあるようです。駆動系に関しては特に問題もなく稼動していますので、もう少し微調整していけば本来の性能を発揮するのでないでしょうか?これで私にとって最大の望遠鏡グッズの工作は無駄にならなくて済みそうです。

追記: ビクセンの技術部の方は非常に親切で現在の技術的問題点を詳しく説明くださいました。ビクセンの技術部の方の対応は、同じく製品開発を担当する者として見習うべきものがあります。非常に誠実な対応でした。できれば旧バージョンでサポートされていた機能を新バージョンでもちゃんとサポートしてから出荷して欲しかったのですが・・・

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2002年9月22日

せっかくNikon Cool Pix 995を手に入れたので、この3連休を利用して鳥の餌台を作成しました。さて撮影の対象物となる小鳥は集まってくるのでしょうか・・・・?

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2002年9月16日

気がつけば我が家のデジカメも少しずつ増えて、とうとう4台になってしましました。最初に買ったのは1998年1月のFuji DS-10という35万画素の物でした。液晶もついていないのでやたら電池は長持ちするのですが、今となっては化石みたいなデジカメです。その後2000年3月にNikon Cool Pix 800(200万画素)、2001年8月にCasio QV-2800UX(200万画素), 同じく2001年12月にCasio QV-8000SX(133万画素)と増えていったのです。

家族のスナップ写真には Cool Pix 800が画質および使いやすさの点で非常に使いやすかったのですが、マニュアル設定がほとんど出来ないので天体撮影には向いていません。それがデジカメを買い揃える原因だったかもしれませんが・・・(と勝手な理由をつけています)。天体撮影には QV-8000SXが非常に使いやすいと思います。なんといってもあの液晶の大きさは半端ではありません。まさに天体撮影向きのデジカメだと思います。そこでやっと満足のいくデジカメに巡り合えたので、段々出番の少なくなってきたデジカメを整理する(処分)ことにしました。その結果、家族のスナップ写真用にNikon Cool Pix 995(334万画素)にアップグレードの許可に成功しました。Cool Pix 800+QV-2800UX => Cool Pix 995 となった訳です。

そんで、早速使い勝手を向上するために改造を・・・
Casioのリモートコントローラーはいろんなことができて非常に便利なのですが、NikonのリモートコードMC-EU1は定価¥12,000もする割にはたいした機能はなさそうです。そこで一番ほしい機能である振動を与えずにシャッターを切るためのケーブルレリーズを作成しました。材料はコニカ・ストッパー付レリーズ、ホームセンターで購入した穴明きステンレス板(20cm)1枚、Lアングル穴明きステンレス板(15cm)1枚,穴明きステンレス板(10cm)1枚,あとは道具箱のなかに転がっていたナット類です。これで振動を与えることなくシャッターが切れます。

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2002年8月18日

シュミットカセグレンの最大の欠点は密閉式の鏡筒のためにCooling Downに時間がかかるということでしょう。じっくり天体観測をする場合にはよいのですが、お手軽観望には向いていません。そこで手持ちの部品を利用してシュミットカセグレン・ベンチレーターを作成してみました。いまのところどの程度効果があるかどうかは判りませんが今度Cooling Downにかかる時間を測定してみようと思います。

Losmandy GM8には今流行りの自動導入装置がありません。Geminiという自動導入装置が発売されていますが、$1,500以上しますのでなかなか手がでないというのが正直なところです。したがって対象物を導入する方法として 1) ファインダーを活用する 2) 赤道儀についている目盛環を利用する。 というのが考えられますが、せっかく赤道儀に目盛環が標準で付属していましたのでとりあえず目盛環を利用する方法を試みてみました。実際ためしてみたところ、水平調整および極軸調整をちゃんと行なうとそれなりの精度で導入できなかなか便利です。もちろん、それぞれ対象物の緯度・経度をあらかじめ覚えられるはずもないので紙にメモしておいたのですが、暗い屋外では意外と面倒なことに気がつきました。

そこでほとんど活用していなかった、IBM Workpad IIIに基準星とメジャーな星雲星団の緯度・経度を入力しておく事にしました。
高橋大樹さん作のstellapalmというフリーウエアーの天体ソフトも導入しました。このソフトはなかなか優れものです。

C8-EX用のハンドルはビニールの頼りない物なので、アルミ製のハンドルに交換しました。
アルミの角材はホームセンターで通常販売されている物をカットし電気ドリルで2箇所にねじ穴をあけ取り付けました。

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2002年8月12日

ここ横浜では都内に比べるとかなり良いのですがそれでも光公害があります。かろうじて夏の大三角形が見える程度なので、あまり良い条件ではありません。したがって淡い星雲・星団をわずか10cmの望遠鏡でみても、綿ぼこりかしみ程度にしか見えません。また確認しずらいので導入自体結構大変です。

かねてからもう少し口径の大きい望遠鏡をと思っており、反射式がよいかそれともシュミットカセグレンがよいかと考えをめぐらすのも楽しいひと時でした。今回たまたまオークションで、シュミットカセグレンが出展されていたのを見つけなんとか落札することができました。機種はセレストロン社の口径20cmのC8-EXという1986年製のものですが、ミラーにはかびなどの痕跡はなくかなり大事に使用されてきたものだと思われます。宅配便で送られてきたその夜はたまたまよく晴れておりこと座のベガを使用して光軸調整を行ないました。もとのオーナーの方がかなりしっかりと梱包して送付してくださったおかげで、そのままでもジフラクションリングもほぼ正円に見え光軸はほとんどずれていませんでした。ちなみにシュミットカセグレンの光軸調整はそれほど難しくはありません。副鏡についている3つの調整ねじをほんのわずかずつ回してやるだけで済みます。(その日はシーイングもよくジクラクションリングもとても綺麗に見えていましたので、もっと観望すればよかったと後悔しています)

接眼部はビクセンのシュミットカセグレン用2インチ天頂ミラーを取り付けてあります。シュミットカセグレンはバックフォーカスが長いのでほとんどのアイピースがそのまま使用できます。また光路長がかなり長い双眼装置でもバローインターフェースなしでそのままで合焦します。

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20cmのC8-EXと10cmのTeleVue 101と大きさを比較すると口径の大きさの割にはコンパクトな望遠鏡だということがお判りいただけます。両方とも5Kg強の重量でほぼ同じぐらいで、現行の赤道儀のウエイトがそのまま使用できるので助かります。また5Kgまでなら赤道儀に搭載する際にもそれほど苦労することはありません。しいていえば赤道儀が重いので、赤道儀のセットアップが面倒だということでしょう。赤道儀はLosmandy GM8という米国製ですが最大搭載重量は12Kgもあります。5Kg強の鏡筒だとオーバースペックのように思われますが、高倍率での観望にはこれぐらいがっちりしているほうが振動等を抑える事ができストレスなく使用することができます。

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8月10日週末、やっと晴天に恵まれたのでこのC8-EXで初観望を行いました。透明度はかなり良かったのですが風が強くシーイングはあまり良くなかったようです。したがってC8-EXの実力を確認するのには高倍率よりは低倍率のほうが向いていました。手持ちのアイピースTeleVue Nagler T4 22mmを装着して白鳥座やこと座を重点に見てみましたがさずが口径が20cmもあるだけのことはあります。リング星雲として有名なこと座のM57は簡単に導入する事ができました。10cmだとやっと存在が確認できる程度なのでかなり正確に導入してじっと眺める必要があるのですが、20cmだとすぐに存在が確認できました。シーイングがあまり良くないせいかこと座のイプシロン(ダブルダブル)2重星は200倍の倍率にしても3つの星しか確認できません。この時期午前3時30分を過ぎるとオリオン座が東の方から上ってきます。20cmも口径があるとM42は丁度鳥が羽が広げているような感じがよく見えます。やはり10cmと20cmの口径の差はかなりあると実感できました。200倍で土星も見てみましたが、この程度のシーイングでは逆に10cmの屈折の方がまだシャープにみえます。シュミットカセグレンはシーイングの影響を受けやすいというのが改めで実感できました。

下の月面クレーターはTheophilus(右)とCyrilus(左)の拡大写真です。QV-8000SX+PL20mm+8倍ズームで約800倍で撮影したものを4×4のソフトビニングをかけていますので実質200倍となっています。

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同じくQV-8000SX+PL20mm+8倍ズームで約800倍で撮影したものを2×2のソフトビニング処理した土星です。まだ本格的なシーズンではないのでイマイチですが・・・・

sat-astrostack1

おまけですが、ベガによるディフラクションリングです。

diffring1

9月1日に再度土星にチャレンジ。かなり画質が向上してきました。左は2×2ソフトビニングの画像、右はオリジナルの画像です。この日は大気がかなり安定しており、350倍まで倍率を上げてもカッシーニは全周にわたってかなりはっきりしていました。これぐらい大気の状態が良いと口径の大きいC8-EXの方がTeleVue 101よりよく見えます。ただし木星はまだ高度が低いせいか、TeleVue 101に軍配が上がりました。

sat0901-as2x21  sat0901-as1

アイピース 見かけ視界(度) 実視界(度) 倍率
Nagler4 22mm 82 0.9 90.9
Plossl 32mm 50 0.8 62.5
Plossl 20mm 50 0.5 100
Radian 14mm 60 0.4 143
Radian 10mm 60 0.3 200

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2002年5月2日

GWの谷間ですが久しぶりに晴れました。丁度今年は夕刻の西の空に火・水・木・金・土と並んでみることができるのですが我が家からは水星は向の家の屋根に隠れて残念ながら見ることはできませんでした。

木星の撮影もおそらく今シーズンはこれが最後になるかもしれませんので、昨年購入したCASIO QV8000を使用してみました。

撮影機材はTeleVue101, 赤道儀 Losmandy GM-8 Vixen LV15mm にてコリメート撮影, CASIO QV-8000SX, シャッタースピード1/10Sec, ホワイトバランス蛍光灯, 連写機能を使用。

ノーマルで撮影した画像21枚をコンボジットした画像です。QV-8000の場合撮影すると1280X960ピクセルになります。左はステライメージ3で、右は Astrostack コンポジットした画像です。

デジカメの2倍デジタルズームで撮影した画像38枚をコンボジットした画像です。QV-8000の場合2倍デジタルズームで撮影すると640X480ピクセルになるので、より多くの画像をコンパクトディスクに保存することができます。

デジカメの4倍デジタルズームで撮影した画像11枚をコンポジットした画像が上段です。その画像をx2のソフトビニング処理した画像が下段です。4倍デジタルズームの画像を画像処理してもさほど改善されるわけではないので通常は2倍デジタルズームで撮影した画像を画像処理するのが一番良いようです。

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2001年12月30日

お気楽観望用にNIKON フィールドスコープIII-Aという単眼鏡(スポッティングスコープ)を所有しているのですが、色収差が目立つので、Yahooオークションで売り払ってしまいました。その代金+アルファでFS-60Cを購入しました。フローライトといえども2枚レンズの短焦点なので色収差を心配したのですが、まったく問題ありません。さすが高橋の鏡筒だけはあります。

平日ちょっと観望するにしても、20Kg近くもある主鏡(TeleVue101は経緯台ともの重量はこれくらいあります)では望遠鏡を設置するのも億劫になってしまします。それにせっかく持ち出してもシーイングが最低だとまた撤収となりますのでどうしてもちょっとした観望用にとさらに小型の望遠鏡を探していました。FS-60Cだと経緯台を含めても総重量5Kgぐらいですので、片手でひょいと持ち上げて帰宅してすぐに庭に出しておけば、食事が終わるころにはCoolingも終わりちょっとした観望に最適です。

TeleVue UpSwingというフォーク式のマウントにマンフロット3029というカメラヘッドを介して、スリックのビデオ用三脚を架台として使用しています。このUpSwingはフリーストップ式のマウントなのですがFS-60Cの使用において下記のような問題があります。

  1. 望遠鏡の重心が、UpSwingの回転軸のやや上位にあるため重量バランスが完全でない。
  2. 短焦点の望遠鏡であるために回転モーメントが敏感で、ちょっとした前後の重量バランスのずれでもくるりと回ってしまう。

そこで全体の重心位置を下にずらす目的と回転モーメントを鈍くするために近所のホームセンターで鉄板のジョイントを購入しバランス取を行ってみました。このおもりのおかげでかなりスムーズに回転するようになり、高倍率での微調整が楽になりました。費用は大きいジョイント2枚と小さいジョイント2枚で¥1000以下だったと思います。

見え具合は、15倍の低倍率から120倍の中倍率まで余裕でこなします。土星のリングはかなりシャープに見えますし、木星のベルト2本はハイコントラストで見えます。

fs60c1

もっと時間に余裕があるときは、TeleVue101を持ち出すのですが最近はもっぱら双眼装置を使用しています。アイピースはPlossl 32mm と Radian 14mm しかないのですが、バローレンズをX2、X3.5、X4.7と取り揃えましたので、下記の表の通り34倍から180倍までカバーしています。さらに両眼で見た場合には片目で見たときより25%~30%ぐらい大きく見えますのであまり倍率を上げる必要はありません。12月28日・29日にRadian 14mm + 笠井3倍バロー(実質4.7倍)で土星・木星を観望しましたが、1999年夏に望遠鏡を購入して以来、最高の見え具合でした。

アイピース 見かけ視界(度) 実視界(度) 倍率
Plossl 32mm + ユニバーサル2倍バロー 50 1.45 33.8
Plossl 32mm + TeleVue2倍バロー(実質3.5倍) 50 0.81 59.0
Plossl 32mm + 笠井3倍バロー(実質4.7倍) 50 0.62 79.0
Radian 14mm + ユニバーサル2倍バロー 60 0.75 77.1
Radian 14mm + TeleVue2倍バロー(実質3.5倍) 60 0.43 135.0
Radian 14mm + 笠井3倍バロー(実質4.7倍) 60 0.32 181.0

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ついでにこんなものを作ってみました。フォーカスを調整するとき鏡筒が上下に振動するのでピッタシ焦点を合わせるのに苦労します。この装置を使用すると鏡筒が振動しないのでフォーカスの調整がスムーズに行えます。金属プレート(¥90)、ステンレスビス(¥100)しめて¥190でできます。

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2001年11月25日

Thanks Givingが終われば米国では家々を電飾で飾りクリスマスシーズン到来とないますが、なぜか我が家の住んでいる横浜市青葉区の某住宅地でも同様の光景が見られます。これだけにぎやかになりますとほとんどディズニィーランド化してしまいます。こんなに派手に電飾をする地区だとは知らずに昨年10月ごろ購入した我が家ですが、12月になってびっくりしました。

lightsup11

lightsup21

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聞くところによると逆に電飾で飾っていないと何故お宅では飾らないのですかと取材されるそうなので、我が家も手持ちの電飾でとりあえず飾ってみたのですが、なんかキャバレーみたいでイマイチです。

追伸: 結局今年初めてイルミネーションをするお宅ということで、しっかりTBSのジャストという番組に取材されてしまいました。その後フジTV、TV東京、NHKと各局でいろんなお宅を取材されていったようなので有名な地域になってしまいました。普段はほとんど車の通らない静かな住宅地なのですが、12月の週末夕方17時~23時渋滞地域となっています。

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2001年11月22日

今週はやけにまじめに雑記帳を更新してますが、実は今週一週間お休みだからなのです。勤続20周年・結婚20周年・私の誕生日を記念して中期休暇を取っています。獅子座流星群観望に始まって、Back Street Boys日本公演鑑賞(東京ドームでの音質はイマイチでしたが)、自作PC組み立てで結構暇つぶれてます。本当の結婚記念日は今日11月22日なんですが、いい夫婦と読むそうです(実は後で知りました)。その記念日のおかげか今日の日中は非常に暖かく夜になっても大気は安定していて、惑星観望にはもってこいの日となりました。これも日ごろの行いでしょうか? 眼視で見ていても土星はかなりシャープに見えていましたので、一ヶ月半ぶりにデジカメで撮影してみました。

いつもはQV-2800UXにLV15mmで8倍ズームで撮影するのですが、今回はさらに2.5倍Powermateを装着して撮影しました。これで実に720倍も倍率を上げていることになります。下の画像は元の画像をx2ソフトビニングしてありますのでもとの画像の1/4の画像になります。

撮影データ―:11月22日21時ごろ 土星:露出1/3秒、WB蛍光色、シャープネス、コントラスト、彩度標準、ISO160、11枚コンポジット 木星:露出1/5秒、WB蛍光色、シャープネス、コントラスト、彩度標準、ISO160、20枚コンポジット

いつもは眼視観望なのですが、PL32mm+X5 Powermate(双眼装置の前に取り付けると光路長の関係で8.5倍のバローレンズとして機能します)+双眼装置で見る像はこんな感じです。今晩の見え味はこの像よりもう少しシャープで土星のカッシーニもくっきりはっきり、木星のベルトもくっきりはっきり見えていました。明るい惑星に対しては、デジカメより人間の眼の方がまだまだ優れているような気がします(それとも撮影技術がまだ不足している?)。

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2001年11月21日

子供がメインに使用しているPCは3年前に購入したもの(それも再生品を使用した格安PC)で、さすがに遅さが気になるようになってきたのでアップグレードすることにしました。現行の仕様はPentium II 300 Mhz, 128MB Memory, HDD WD 1.6GB, ThinkPad 用 4GB, Maxtor 8GB, CDROM x24, On board AGP Graphics chip (ATI 8MB) ・・・・という感じです。特にハードディスク周りはひどくて適当にそこらへんに転がっているHDDを増設していったのでごみの箱のように3台ぶら下がっています。

この夏Celeron 1.2Gが発表され、Cacheが256Kに増設となりPentiumIIIと差がなくなりコストパフォーマンスが優れていると思われましたので、Celeron 1.2Gを中心にパーツを選択しました。ただCPUとHDDのアップグレードでは面白くないので、MPEG2レコーディングが可能なGraphics/TV チューナーを選択したのが今回の目玉です。案の定このGraphicsカードが唯一すんなりと導入できなかったわけですが、それでもAOpenから最新のドラ―バーをダウンロードしてくるだけで危機的状態からは脱したので、自作機といってもほとんど問題はありませんでした。電源とCD オーディオケーブルは現行機の物をそのまま使用するはずだったのですが、4年も前のメーカーPCと最近標準で使用されているコネクターとは若干違うのですね。そのまま使用できないとわかり慌てて車で5分のところにあるCompMartというパソコンショップに行って仕入れてきました。MPEG2を搭載したCeleron 1.2Gのショップマシンが8万円前後ですからケース・CDROM・FDD分だけ安くできたというところです。

ちなみに我が家のPCの歴史はデスクトップ機が
 1992年 IBM PS/V Y01 486 33Mhz (15万円の片落ちバーゲン品)
 1995年 IBM PS/V Master 486 100Mhz (特別販売品だが高かった、値段は思い出せない)
 1998年 IBM Aptiva E58 Pentium2 300Mhz ($990の再生品使用の特価品)
 2001年 自作PC Celeron 1.2Ghz (インターネットショップにてパーツのみ購入)
NotePCが
 1991年 IBM PS55 Note 23 386SL 16Mhz (出てすぐ購入したので33万円もしました)
 1995年 IBM ThinkPad 230 486SLC 25Mhz (10万円以下の片落ちバーゲン品)
 1997年 IBM ThinkPad 760E Pentium 150Mhz (定価だと90万円以上が片落ち品なので20万円)
 1999年 IBM ThinkPad 600E Pentium2 300Mhz (当時の最新機種でいまも現役)

となっておりデスクトップに関しては比較的遅めのアップグレード、NotePCに関しては最新鋭機を導入してきました。このHomepageもThinkPad 600Eで書いていますが、実に丈夫で使いやすいNotePCで気に入っています。3年間ほとんど毎日使用していまして、今まで2回入院してますが・・・・

マザーボード AOpen AX3SPPro-U 14,900 円
CPU Celeron 1.2GHz/CPUファン付属/リテール品 13,380 円
ハードディスク IBM Deskstar 60GXP 20GB 7200rpm 10,280 円
グラフィックスカード AOpen M400-A Graphics/TV チューナー 21,800 円
メモリー 256MB PC133 CL2 168PIN SDRAM DIMM 2,980 円
電源 Try coorporation 300W 5,980 円
コネクター背面パネル 310 円
CD オーディオケーブル 380 円
合計 70,010 円

newpc31

それで、組みあがったNewPCはこんな感じです。ケースはそのままなので概観はちっとも変わっていないのですが、体感スピードは雲泥の差です。

newpc11

とりあえずベンチマークを走らせて本当に1.2GHz出ているか確認してみました。CeleronなのにCacheが256KあるのでPentium IIIと認識されるみたいです(なんだかちょっと得した気分)。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★

M/B Name
Processor Pentium III 1199.84MHz[GenuineIntel family 6 model B step 1]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[256K]
VideoCard AOpen Video Station MX400-A - WinMe/9x Driver v21.81
AOpen WDM Video Capture (nVidia universal)
AOpen WDM A/V Crossbar (nVidia universal)
AOpen WDM TVTuner (nVidia universal)
AOpen WDM TVAudio Crossbar (nVidia universal)
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 261,644 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
Date 2016/11/19 23:32

HDC = 標準 IDE/ESDI ハード ディスク コントローラ
HDC = 標準デュアル PCI IDE コントローラ
HDC = プライマリ IDE コントローラ (シングル FIFO)
HDC[?]=セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO)

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE47
D = GENERIC IDE DISK TYPE00
E = E-IDE CD-ROM 24X/AKOx Rev 17B

ALL    Integer  Float   MemoryR   MemoryW  MemoryRW   DirectDraw
23073  48188   50651   12694    10539   17502     59

Rectangle  Text   Ellipse  BitBlt  Read   Write   Copy   Drive
35920    24745   7634    296   36388  31286   2916   C:\100MB

[ WCPUID Version 3.0d (c) 1996-2001 By H.Oda! ]
Processor #1 : Intel Pentium III Xeon / 4502466B
Platform : Socket370 (PGA370 Socket)
Vendor String : GenuineIntel
CPU Type : Original OEM Processor (0)
Family : 6 (-)
Model : 11 (-)
Stepping ID : 1 (-)
Brand : 3
APIC : ----
Name String : ----

Internal Clock : 1200.01 MHz
System Bus : 100.00 MHz
System Clock : 100.00 MHz
Multiplier : 12.0
L1 I-Cache : 16K Byte
L1 D-Cache : 16K Byte
L1 T-Cache : ----
L1 Cache : ----
L2 Cache : 256K Byte
L2 Speed : 1200.01 MHz (Full)

MMX Unit : Supported
SSE Unit : Supported
SSE2 Unit : Not Supported
MMX2 Unit : Not Supported
3DNow! Unit : Not Supported
3DNow!+ Unit : Not Supported

Host Bridge : 8086:1130.04 [Intel 815/815E/815EP/815EM]
South Bridge : 8086:2440.11 [Intel 82801BA (ICH2)]
VGA Device : 10DE:0110.B2 [NVIDIA GeForce2 MX /MX 400]
Memory Size : 256M Byte
Memory Clock : ----

OS Version : Windows 98 Version 4.10.2222 A

##--- Date 11/19/2016, Time 10:56:31

ついでにOverclockを試してみました。 これだとPentium4 2GHz版より整数演算の速度は早くなっているみたいですね。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Pentium III 1440.00MHz[GenuineIntel family 6 model B step 1]
Cache L1_Data:[16K] L1_Instruction:[16K] L2:[256K]
VideoCard AOpen Video Station MX400-A - WinMe/9x Driver v21.81AOpen WDM Video Capture (nVidia universal)AOpen WDM A/V Crossbar (nVidia universal)AOpen WDM TVTuner (nVidia universal)AOpen WDM TVAudio Crossbar (nVidia universal)
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 261,644 KByte
OS Windows 98 4.10 (Build: 2222) A
Date 2001/11/22 14:28

HDC = 標準 IDE/ESDI ハード ディスク コントローラ
HDC = 標準デュアル PCI IDE コントローラ
HDC = プライマリ IDE コントローラ (シングル FIFO)
HDC[?]=セカンダリ IDE コントローラ (シングル FIFO)

A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = GENERIC IDE DISK TYPE47
D = GENERIC IDE DISK TYPE00
E = E-IDE CD-ROM 24X/AKOx Rev 17B

ALL   Integer  Float   MemoryR   MemoryW  MemoryRW  DirectDraw
24451  57886    60774   15295    12644   21079    59

Rectangle  Text   Ellipse  BitBlt  Read   Write   Copy  Drive
37573     25794  8251    296     37074  28039    3249  C:\100MB

[ WCPUID Version 3.0d (c) 1996-2001 By H.Oda! ]
Processor #1 : Intel Pentium III Xeon / 16621744
Platform : Socket370 (PGA370 Socket)
Vendor String : GenuineIntel
CPU Type : Original OEM Processor (0)
Family : 6 (-)
Model : 11 (-)
Stepping ID : 1 (-)
Brand : 3
APIC : ----
Name String : ----

Internal Clock : 1440.24 MHz
System Bus : 120.02 MHz
System Clock : 120.02 MHz
Multiplier : 12.0

L1 I-Cache : 16K Byte
L1 D-Cache : 16K Byte
L1 T-Cache : ----
L1 Cache : ----
L2 Cache : 256K Byte
L2 Speed : 1440.24 MHz (Full)

##--- Date 11/22/2001, Time 14:30:26

d009btn


2001年11月19日

今回逃せば次回まで生きているかどうか分からないのでいちかばちか勝負にでて八ヶ岳まで遠征してきました。今年の獅子群は、感動・感激・驚嘆の連続でそこらじゅうで、ウァー、ウォーと歓声があがっていました。皆さんも十分満喫されたことと思います。夜10時以降は快晴で33年に一度の天体ショーを堪能することができました。

CASIO QV2800UX 露出30秒、焦点無限大、ホワイトバランスは蛍光灯、2分インターバルにて2:00AM-4:00AMごろまで東南に向けて自動撮影。約50枚撮影したうち10枚に流星が写っていましたのでかなりの成果です。下の画像は3時30前後の偶然撮影できたものです。流星のみトリミングしてあります。(撮影場所:車のライトや懐中電灯の明かりに邪魔されないように八ヶ岳ロイヤルホテルの5Fの部屋から部屋を真っ暗にして自動撮影しました)

今考えてみると星野の写真は惑星の拡大写真と違って構図が大事なんですよね。今回はじめてデジカメのみで流星を撮ったのですが、やはりオリオンあたりを中心にしてカメラをセットしておけばよかったかなと思っています。まあ、インターバル撮影でほったらかしにしていたのであまり贅沢はいえないんですが・・・。デジカメがせっせと撮影している間に私はホテルの外で眼視観望してました。やはり眼で確認するには空が開けている外が一番です。でもとても寒くシュラフを持参したほうが良かったようですが、八ヶ岳ロイヤルホテルにはトン汁サービスや24時間使用できる大浴場があり、冷えた体を温めるのには非常に助かりました。

leo2001a1

全体の像を800×600に縮小したものです。

leo20011

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2001年9月30日

いつも天体情報ばかりではつまらないので、今回はガーデニング関係の情報を書くことにします。
今年の夏は異常に暑くて、家にいるときはほとんど冷房を入れっぱなしの状態でした。冷房効果を上げるために、わざわざ雨戸を閉めきっていたので、せっかくの休日も外はかんかん照りでも家の中は暗くてなんとなくすっきりしない時間を過ごすことになってしまいました。そこで日除けを取り付けることにしたのですがまずどんな日除けを取り付けるか検討を開始しました(とはいってもインターネットで日除けをキーワードにして検索するだけなんですが・・・)。

日除け効果を上げる方法としては、昔からよしずが知られています。以前我が家でも使ってみたのですが2~3年もするとすっかりみすぼらしくなってしまうのと、秋になるとまた取り外さなければならないのが面倒で1回やったきりでやめてしまいました。最近はオーニングと呼ばれる洒落たひさしが各社アルミサッシメーカーから販売されているようなので、早速カタログを取り寄せて検討に入りました。だいたい各メーカーとも1間~1.5間幅のものが主流になっているようです。値段も15万円前後からあるようです。私の場合はDo It Yourself で取り付けるつもりでいたのですが、実際にはかなりの重量で、アンカーとなる部分の補強をしっかりとしないと取り付けは不可能だと判明しました。したがって工事費とも25万円~35万円ぐらいかかると聞いて腰が引けてしまいました。

そんな折9月21日の新聞にホームダイレクトという会社の通販広告が入っていました。

1間幅のオーニングが19,900円? 1.5間幅でも29,900円だそうです。家内と相談するすると「あまり安いので、かなり品質が落ちるんじゃないの?」とあまり乗り気じゃないようですが、気に入らなかったら返品可能という言葉に目がくらんで申し込んでしまいました。納期2週間ということだったのですが、火曜日に注文してその週の土曜日に配達されてきました。荷物も2小口でかなりの重量があります。箱を開けてびっくりしたのは、ほとんどがっちりしたスチール製で、ボルトはすべてステンレス製でとても19,900円の品物とは思えないほどしっかりした作りでした。本来の取り付け方法は土台の足が長めになっていてちょうど物干し竿を立てる物干し台の原理のだったのですが、ちょっと不安定だと思われるのでポールの上部にもアンカーを打ち上と下両方で支えることにしました。材料には上部アンカー用の木材・ポールを上部に固定するための金属プレート・ステンレス製ビス・金属部に穴をあけるためのドリルの歯・コンクリート部に穴をあけるためのドリルの歯・アクリル系塗料等全部で7,000円ぐらいかかってしまいましたが、それでも総予算30,000円で念願のオーニングが出来上がりました。

忠告:それでもかなり重量がありますので、組み立てには大人2人がいないとかなり危険です。

awning12

awning21

awning31

d009btn


2001年9月28日

某掲示板にてデジカメ撮影時のピントの合わせ方および輝度・コントラストの調整のヒントを教わりましたので早速試してみました。明日からまた天候が崩れるようなので今夜は絶好のチャンスです。寝不足にそなえて10時から1時ごろまで仮眠をとり活動開始しました。(家族からはあまりの熱心さに見捨てられています)。
ピント合わせは6インチの液晶TVを使用してデジタルズームX2 のモードで何度も何度も行いました。ノイズを抑えるために今回はISO80で、その代わりにアドバイスに従いコントラストを上げてみる事にしました。双眼装置でみた土星は9月23日ほどシャープではなかったので、高度が前回より高いのですが画質の向上はあまり期待できないようです。結果はやはりシャープさの点では9月23日に劣りますがコントラストが上がり表面の色彩の向上が見られました。2時~3時ごろに撮影した画像なのですがまだ天頂に到達していないのでまだまだ画質の向上は望めそうです。

saturn0928-d4jupiter0928-d1

スバル座がかなり高い高度にあり2インチ(実視界3度)のアイピースでみると言葉を失うほど綺麗に見えています。この2インチのアイピースは私の所有する唯一の2インチのアイピースなのですが、今まではバックの空が明るすぎてその実力を発揮できずに、ただ単にお金の無駄使いかなと感じていました。今夜は透明度がよいのでその実力を如何なく発揮するようです。2インチのアイピースはあまりに大きすぎてデジカメには使用できませんので、見た感じをデジカメで記録できないのが残念です。QV2800UXで露出30秒のスバル座ですが、15mmのアイピースでは倍率が34倍になってしまうので全体を収めることは無理なようです。

下の2枚は10月6日3:00 AM (JST)ごろに再度撮影した画像です。

saturn-si32jupiter-si31

subaru021

下の1枚は10月6日3:30 AM (JST) ごろに再度撮影した画像です。

subaru2

最後にオリオンがかなり高くなってきたのでM42に挑戦してみました。QuickCam(露出最長2秒)では不可能だった羽の部分が30秒の露出でも確認できます。60秒の露出でも試し撮りしてみましたが、この倍率では星の輝度に負けてしまって全体の輝度のバランスが崩れるようなので今夜は露出30秒で3枚撮影しました。もう少し倍率を上げて露出 60秒にするか、高価格のステライメージ3を買って画像処理を駆使する必要がありそうです。

orion031

下の1枚は10月6日3:30 AM (JST) ごろに再度撮影した画像です。 右側はおまけでその画像をRGB分解し調整後合成した画像です。

m421

オリジナルの画像をステライメージ3 のソフトビニング(x3)で処理してみました。確かにたった1枚の画像でも階調が良くなりました。ヒントはオリジナル画像をソフトビニングしてコンポジットするとかなり期待がもてそうです。(ステライメージ3を買う資金がないのでとりあえずお試し版で機能の試験中です)

m4203a1

d009btn


2001年9月22日

日本の春から夏にかけては、春霞はあるは梅雨はあるは台風はくるはでまったく天体観測向きではありませんね。本日やっと透明度の良い夜に巡り合いました。とはいっても結構星がまばたいていますので、シーイングはあまりよさそうにありません。
今夜はめったに無いチャンスですので、夕方から早々と半月に向けて望遠鏡をセットしました。最近はたいてい双眼装置を使用しているので、両眼で見る月はそれほどまぶしくなく長時間見ていても疲れません。使用している双眼装置はTeleVue BinoVue という製品で焦点を出すために2倍のバローレンズを組み込んだものです。アイピースはTeleVue PL32mmを2個使用していますので倍率34倍です。

101gm8-22

最近購入したCASIO QV2800UXで撮影した月はこんな具合です。左の画像はVixenLV15mmでコリメート撮影、露出自動、焦点無限大、ホワイトバランスは蛍光灯を使用しました。右の画像はVixenLV15mm+8倍ズームでコリメート撮影、露出1/15秒、焦点無限大、ホワイトバランスは蛍光灯を使用しました。NIKON CoolPix800の方がシャープに写るような気がするのですが、CASIO QV2800UXはマニュアル設定がいろいろ出来て便利です。

moon0922-311 moon0922-21

6月に大接近した火星も今は遠ざかりいまはこんな画像しかとれません。6月に見たときはちゃんと表面の模様も良く見えていたのですが・・・。そのころはまだQV2800UXを買っていなかったので私の記憶にしか残っていません・・・

mars09222

9月も終わりごろには、深夜まで待っていると東の空から木星や土星が昇ってくるのですが、とりあえず今夜は透明度もよさそうなのでこと座あたりをはいかいしてみました。こと座のイプシロンは2重星が二つあるのでダブルダブルと呼ばれています。今夜は180倍でも充分分離していました。デジカメではさすがに綺麗に分離というわけには行きませんでしたが、とりあえず右の方は2重になっているという雰囲気が出ているのでこれでよしとしましょう。デジカメではもっと倍率をあげて撮影しないといけないんですね。コリメート撮影用のアイピースとしてVixenLV15mmしか持っていないので36倍か288倍(8倍ズームを使用したとき)しか設定できません。撮影データはVixenLV15mm+8倍ズームでコリメート撮影、露出1秒、焦点無限大、ホワイトバランスは蛍光灯です。

doubledouble-right1 doubledouble-left1

左の2重星         右の2重星

こと座で有名なメシエはM57(リング星雲)ですが、今夜は簡単に導入できました。わずか10cmの口径の望遠鏡では完全な白黒像ですが、夜空にぽっかりドーナツが浮いて見えます。眼視ならば90~120倍で十分で判別可能です。残念ながらデジカメにはなにも写りませんでした。60秒も露出したのですが、デジカメのスクリーンには映らないので焦点が合っているかどうかもあやしい状態でした。まあ初めての露出60秒はこんなもんでしょう。デジカメのスクリーンに写らない被写体をどのようにして撮影するかは今後の課題です。

私のとって定番の土星と木星ですが、まだ高度も低いせいかシャープさにかけます。今シーズンの初画像としてとりあえず記録にのこしておくことにしました。土星はVixenLV15mm+8倍ズームでコリメート撮影、露出1/4秒、焦点無限大、ホワイトバランスは蛍光灯、6Frameコンポジット。木星はVixenLV15mm+8倍ズームでコリメート撮影、露出1/10秒、焦点無限大、ホワイトバランスは蛍光灯、5Frameコンポジットの画像です。

saturn092322 jupiter092322

9月23日の画像をAstroStackで処理してみました。

saturn0923-a2 jupiter0923-a1

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2001年7月15日

この1年間に撮影したQuickCamの画像を一気に公開します。といってもほとんど昨年11月ごろ撮影したものばかりですが・・・・。まずはNikonCoolpix800で撮影した木星です。とりあえずなんとか2本のベルトは写りましたが、コントラストがひどすぎますね。

jupiter-nikon

つぎはQuickCamですが、QuickCamのCCDの直前にとりつけてある赤外線除去フィルターをはずしてみました。予想通り赤外線が強くなりすぎるために画像が赤っぽくなってしまいました。

qcam1030

やはり木星や土星は自然な色調のほうがよいので、赤外線除去フィルターをもとにもどして再度撮影しました。これまで撮影したなかのベストショットといって良いでしょう。木星の表面にうっすら黒い陰があるのは無視してください。レンズについたごみがそのまま拡大されて写っているだけです。

qcam1104

こんどはちゃんとごみを取り除いたので、ごみは写りませんでしたがシーイングが11月4日ほど良くなかったので、あまりシャープではありません。まぁこんなもんでしょう。なかなかうまくいかないものですね。

qcam1125

調子にのってM42にも挑戦してみましたが、こちらは惨敗でした。やはり露出時間が短いので星雲がうまく写ってくれません。やはり最低でも60秒以上露出時間を設定しないと無理なようです。

m42-1128

d009btn