Losmandy G11 のメンテナンス

今年2回目ですがLosmandy G11 の Powerが入らなくなってしましました。原因はすぐに電源スイッチの接触不良だと想像がつきましたので、メンテナンスをしました。Losmandy Digital Drive Board の4か所のねじを緩め、フロントのプレートを取り外します。

On/Off のスイッチ部分に接点復活剤を塗布したらメンテナンス完了です。


我が家のG11はGemini2 仕様ではなく通常の Digital Drive 仕様です。 Digital Drive 仕様のステッピングモーターの最大スピードは16倍なのでステッピングモーターを使用して鏡筒を移動させるにはとても時間がかかります。したがって唯一の難点は導入のために冬場は寒いベランダに出て手で鏡筒を回転させる必要があるということです。手動なのでスピードも自由自在です。

自動導入ではありませんが、高精度エンコーダー+Nexus の併用により、SkySafari (iPhone/iPad/Android Device)を利用して対象物を高速に導入できます(マニュアル導入)

ばら星雲 (NGC 2237-9,NGC 2246)

喉が痛いので風邪を引いたようですが、久々の晴れなのでFS-60CBを使用して撮影してみました。今回は枚数を稼ぐために シャッタースピード 150 sec ( 2×2 ビニングモード) で撮影しています。笠井のフィールドフラットナーはFS-60CBとの相性も良いようです。

12/27/2018 23:00-24:00 バラ星雲 (NGC 2237-9,NGC 2246) ,  FS-60CB, 笠井フィールドフラットナー使用, IDAS LPS-V3 を使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 150sec (2×2ビニング) x 15枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

使用したバックフォーカスは 55mm です。

気温は8℃なので、エアコンの暖房をオンにしているためかエアコンの外機の振動を拾っているためいつもよりはガイド精度は低いです

GS200RC と FS60CBの親子

数少ないチャンスを生かすには、限られた時間を有効に使うのが一番だと考え鏡筒を2本搭載したままにすることにしました。焦点距離のギャップが大きすぎる感は否めませんが、重量とサイズを考え GS200RC (f/1600mm) と FS60CB (f/355mm)を親子亀方式で搭載してみました。これに ASI294-MC を加えても Losmandy の 21ポンド (10Kg) のウエイト 1個でバランスが取れていますので大丈夫でしょう。

ASI294-MC Pro 2nd Light

ようやく天候も良くなってきましたので昨晩もASI294-MC Proを試すことができました。12月15日は 0.75 レデューサー を使用しましたが、今回はフィールドフラットナーを使用したテストです。撮影には APT V3.57を使用、露出時間および撮影回数を設定し、あとはすべての撮影が完了するまでひと眠りできるので実に快適です。撮影の間オートガイドが雲により中断されなければOKです。前回より月明りが少ないので画質は良いと思いますが、前回撮影したM1と比較して、EOS Kiss X5 も意外健闘していますので見直してしましました。

12/18/2018 0:30 かに星雲 (M1) ,  GS200RC, 笠井フィールドフラットナー使用, IDAS LPS-V3 を使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 480sec x 10枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

ASI294-MC Pro に付属の 11mm のアダプターに直接笠井フィールドフラットナー使用していますので、バックフォーカスは 25mm です。周辺画像はまあまあですが、ちょっと短すぎたかもしれません。

ASI294-MC Pro 1st Light

現在使用している星雲撮影用のカメラは、2013年に購入した EOS Kiss X5 (新改造) とATIK 383L (モノクロ) です。デジタルカメラは画角も広いしカラーなので便利なのですが、最近の天体撮影専用のCMOSカメラに比べ感度が劣ります。今回 5年ぶりにカラー撮影用の機材を更新することにしました。11月にASI294-MC Pro を発注し、12月3日に到着していたのですが、天候が不安定なのでなかなかテストができず、本日ようやく試すことができました。

撮影には APT V3.57 を使用しています。状況を音声で教えてくれるのがかわいいですね。フィルターには IDAS LPS-V3 を使用しています。

12/15/2018 23:00 オリオン大星雲 (M42) ,  GS200RC, 笠井 RC用0.75レデューサー・フラットナー使用, IDAS LPS-V3 を使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 120sec x 10枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

RC用0.75レデューサー・フラットナーと ASI294-MC のバックフォーカスは 75mm となっています。周辺の収差は何とか満足できるレベルですが、EOS Kiss X5 の時は 69mm だったので、もう少し短くしたほうが良いかもしれません。

外気温は摂氏6度まで下がり、結構寒いので急いで M42 の近くのお馬さんを撮影してみました。公害地ではさすがに IDAS LPS-V3 だけでは厳しいです。明け方は0度近くまで下がったので寒いです。

12/16/2018 24:00 馬頭星雲と燃える木, GS200RC, 笠井 RC用0.75レデューサー・フラットナー使用, IDAS LPS-V3 を使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 120sec x 1枚、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

今夜はとりあえずテストなので IDAS LPS-V3 に Fuji Film SC 64 を重ねて簡易Hα とし、露出時間を 600sec さらに 900sec まで延ばしてみました。コーストが盛大に発生していますので良い画像とは言えません。やはりフィルターはちゃんとした品質ものを使用するほうが画質が良いです(当たり前ですが)

12/16/2018 1:00 馬頭星雲と燃える木, GS200RC, 笠井 RC用0.75レデューサー・フラットナー使用, IDAS LPS-V3 + Fuji Film SC64 を使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 600sec + 900sec x 2枚、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

鏡筒のバランスが完全でなかったのか、オートガイドはいつもよりはブレが大きいです。

2018年12月18日 追記

バックフォーカスを 61mm に短くしたら周辺の像がさらに改善されました。しかし 0.75 レデューサーとフィルターを併用し、明るい星を撮影すると盛大にフィルターのゴーストが出てしまうので、GS200RCの場合はフィールドフラットナーを使用したほうが画質は良いと思います。近くに明るい星がなければ問題ないと思いますが・・・

Android 8.0 の WiFi 問題

天候が良くないのでまだこの問題に取り組んでいます。 昨日のテストの結果とオヤジさんの情報により Android 8.0 の WiFi が怪しいことは疑う余地がありません。当然 Android 8.0 の WiFi の設定には下記の通り 「スリープ時に接続を維持する」を選択しています。ところが実際はこの設定はうまく働いていないように思われます。

2019年5月20日 追記
Android 2画面表示 (分割画面) を使用してSynScan Pro と SkySafari 両方を常時表示させておけば接続が切れないようです。これで1台構成で SynScan Pro と SkySafari が使用できます。

スマホ自動導入の安定化を目指して

2013年から導入支援装置としてNEXUS+SkySafari (第3世代iPod touch + iOS 5.1) を使用しており、便利で助かっています。その後スマートフォンやタブレットが普及しさらに便利になってますので、備忘録としてこのブログに記載してきましたが、環境によっては安定に動作しないようです。たまたま私の環境は問題なく運がよかっただけかもしれません。 
私の現在の環境は下記の図の1台構成で Android 6.0 + SynScan Pro + SkySafari 5 Plus で安定稼働しています (現時点では SkySafari 5 は残念ながら入手不能)。最近私のブログを見られた方から SkySafari 6 では動作しないと連絡をいただいたので、単純にSkySafari 6はまだサポートしていないだけかと思っていました。ところが試しに私の環境で SakySafari 6 Plus を試したところ問題なく稼働するので、問題の切り分けのためにもう少し調べてみることにしました。
最新式の HUAWEI MediaPad T5 が2万円程度で購入できることを知りこれまでの古い環境から最新式にに更新したところやはり安定稼働しません。最新の環境は Android 8.0 なので、おそらく Android 8.0 のWiFi の環境の仕様が更新されてしまい、SkySafari が SynScan Pro と通信する際にタイムアウトになっている模様です。Android 8.0 では SkySafari 5 でも 6 でも同様にアイムアウトします。

1台構成で 安定稼働する環境は Android 6.0 以外見つかっていないのですが、iOSの場合は2台構成で稼働しているようなので、どの環境が安定稼働するか手持ちの機器を使用して実験してみました。まずは1台構成の結果です。上記で述べた通り、 Android 6.0 の環境のみSkySafari が安定稼働します。 ちなみに SynScan Pro のみの使用であれば Android 8.0 でもiOS 12 でも問題ありません。

2台構成はいくつかのパターンがあります。まずは1台目 (SynScan Pro) にAndroid 6.0 を使用した場合は2台目 (SkySafari)は Android 8.0 でも iOS 12 でも安定稼働します。

続いて1台目 (SynScan Pro) にAndroid 8.0 を使用した場合は2台目 (SkySafari)は Android 6.0 の場合のみ安定稼働し、iOS 12 はタイムアウトを起こします。

最後に1台目 (SynScan Pro) に iOS 12 を使用した場合は2台目 (SkySafari)は Android 6.0 および Android 8.0 両方とも安定稼働しません。

海外では iOS 2台構成は稼働しているということらしいので今回は実験していませんが、それ以外に2台目に Windows 10 + SkySafari 以外の 星雲星座Map という組み合わせもいくつか正常に稼働しているようです。

上記のテストだけでは SkySafari 側に修正が必要なのか SynScan Pro 側で port 11882 経由の通信処理に修正が必要なのかは不明です。いずれにしても早期解決には Sky Watcher 側と SkySafari 側が協力して調査することが必要だと思われますが、SkySafariを開発している人員は実質1.5人らしいので優先順位の関係で手がまわらないようです。最新版の Android がサポートされるまで、Android 6.0 の環境を大事にしたいと思います。

2018年12月8日 11:00 AM  追記

Android 6.0 加えて Android 7.1.1 も問題ないそうです。オヤジさん情報ありがとうございました。