AZ-GTi 赤道儀モード

2018年8月に AZ-GTi を購入しお手軽観望の友として経緯台モードで最近まで使用してきました。Android 6.0 では問題なかったWiFi接続が、Android 8.0 では SynScan Pro と SkySafai の WiFi が切断されるという問題もありましたが、回避策も見つかり本日まで安定稼働しています。 元々 AZ-GTi は経緯台モードと赤道儀モードの両方をサポートしている優れた自動架台なので、ファームウェアをアップデートし赤道儀モードも使用できるように変更してみました。

オヤジさんの情報通り、スカイメモS・T用 微動雲台の場合、標準のノブ付き固定ねじのままだと赤経方向の回転時に AZ-GTi 本体がぶつかり回転が邪魔されるということなので、ヘキサレンチで固定するタイプのねじに交換してあります。

次に AZ-GTi のファームウェアのアップデートです。 デュアルモードの最新ファームウェアは V3.16 で、そのファームウェアのローダーは V1.70 なのでダウンロードします。後はWindowsのPCからAZ-GTi にWiFiで接続し、Loaderを起動し V3.16 のFirmware を適用すれば終了です。

Android 8.0 上の SynScan Pro と SakySafari をGooglePlay ストアがら最新版にアップデートしておきます。

  1. Android 8.0 のWifi 設定で AZ-GTi に接続しておきます
  2. SynScan Pro を起動し接続します。そうすると経緯台モードにするか赤道儀モードにするか聞いてきます。今回は赤道儀モードを選択します。

3. 正常に接続されると下記の画面が表示されます。ここで設定のメニューを選択します。

4. 現時点のAndroid 版の最新 SynSCan Proは 1.4.0 です。ここで補助エンコーダーをONにしておきます。

5. 自宅での使用なのでWiFi の設定はアクセスポイントモードでも特に問題はないのでこのままにしておきます。

6. アライメントの画面に戻り、前回のアライメント情報をリセットしたのち新たにアライメントを実施します。今回はテストなのでアルデバランを使用してアライメントを実施します。

7. 次にSkySafariを起動し、Settings 画面で望遠鏡種別およびマウントタイプを設定します。

8. 望遠鏡種別は SkyWatcher SynScan、マウントタイプは Equatorial GoTo (German) を設定します。SynScan Pro は同じAndroid 8.0 のタブレット上で稼働させていますので、IPアドレスはLoopback アドレス 127.0.0.1 を指定します。Port 番号は 11882 です。  

9. Settings が完了したら最初の画面に戻って Scope メニューでConnectを選択します。 SynScan Proとの通信が成功すれば、現在のターゲットであるアルデバランに現在のScopeの位置が◎ (二重丸) で表示されます。ConnectのボタンはDisconnectに変更されます。

10. これで設定は終了です。あとはSkySafari の画面で導入したい対象物を指でポイントし GoTo ボタンを押すと、Scopeは新しい対象物に移動します。下記の例は指でカペラを選択しGoTo させた結果です。

準備は完了しましたが、これから天候は崩れるようなのでテストは少し後になりそうです。

M51 (子持ち銀河) 再々チャレンジ編

しつこい性格なのか、まだM51にこだわっています。BKP130 f/650mm はお手軽でよいのですが、Quality にこだわるのであれば口径の大きいほうが有利なので、CFP200 f/800mm に交換して再々チャレンジしました。CFP200はF4なので、シャッタースピード 420sec あるい 300sec ではカラーバランスが良くありませんでした。したがって 240sec まで短くして撮影しています。今回もフラット補正を実施していないので周辺減光が著しいですが、トリミングしていない画像を張り付けておきます。

1/19/2019 4:00-5:00 子持ち銀河 (M51) , CFP200, MPCC MARK3 フィールドフラットナー使用, IDAS LPS-V3, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 240sec (2×2ビニング) x8枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
8枚撮影した後に鏡筒が壁に当たってガイドができなくなりましたので、本日の撮影は終了となりました。ガイド鏡をf/200mm から f/130mm に変更したせいなのか、精度が落ちていますがそれほど影響はないようです。

自作簡易温室

冬になると庭に植えてある香味野菜の元気がなくなります。大型の温室は設置できませんので、今ある花壇と畑兼用の場所に霜よけのフードを設置することにしました。ホームセンターでポリカーボネート板とアルミ材を購入し、花壇の 1/2 の範囲をカバーしてみました。これで直接霜から 影響を防ぐことができますし、1年を通じて新鮮な香味野菜も収穫できることを期待しています。 現在栽培しているのはパセリ、イタリアンパセリ、ルッコラだけですが・・・

M51 (子持ち銀河) 再チャレンジ編

1月11日に撮影した画像は露出時間が不足していたようなので、420sec
(2×2ビニング) で再度取り直してみました。鏡筒はBKP130 f/650mm なので前回のM51よりは小さく映っています。残念ながら今回もフラット補正を実施していないのでフィルターのゴーストが移っています。フラット補正のための最適値を把握していないので今後の課題です。

1/18/2019 4:00-5:30 子持ち銀河 (M51) , BKP130, MPCC MARK3 フィールドフラットナー使用, IDAS LPS-V3, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 420sec (2×2ビニング) x10枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
鏡筒のバランスをちゃんととっていなかったので、ガイド精度はそれほど良くありません。

M101 (回転花火銀河)

M101 回転花火銀河も 300sec (2×2ビニング) でも露出時間は足りないようです。かなり明るさとコントラストを持ち上げてあぶりだしたので画質はかなり荒いです。BKP130 は口径が小さいのでディテールを映し出すのが難しいですが、 小型で狭小観測所での取り回しは楽です。 

光害地なので肉眼で確認できる基準星が限られています。まずファインダーでアクトゥールスを導入したのち主鏡の中央に来るように微調整を行います。
アクトゥールス で SkySafariのアライメント機能を実施します。その次にSkaySafariのスクリーンを見ながら手動で望遠鏡をアルカイドの位置に移動してアルカイドを再度アライメントを実施します。M51もM101もアルカイドの近所なのでアルカイドからだと正確に導入できます。

1/15/2019 3:30-4:30 回転花火銀河 (M101) ,  BKP130, MPCC MARK3 フィールドフラットナー使用, IDAS LPS-V3, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 300sec (2×2ビニング) x10枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
鏡筒のバランスがとれていないのかオートガイドの精度は良くないですが、私の撮影技術のレベルでは、あまり影響なさそうです。

M51 (子持ち銀河)

南関東は年末から好天に恵まれています。このころ明け方には大熊座のアルカイドが真上にくるので、M51やM101を撮影するのにちょうど良い時期になります。ところが正月明けから何回かトライしたのですが、うまく導入できなくて悩んでいました。原因は SkySafari の構成情報として設定してある Losmandy G11 の エンコーダーのStep数が +12288 ではなく、なぜか +12888 と設定されていたためだと判明しました。 きっと子午線を反転させる際に+とーを指定する際に値も間違って変更してしまったようです。 正しく設定したら以前のように問題なく機能しましたので、やれやれです 。

M51 子持ち銀河は 300sec (2×2ビニング) でも露出時間は足りないようです。かなり明るさとコントラストを持ち上げてみましたがこの程度が限界です。これぐらいだとフィルターのゴーストが目立つようになりますので、フラット補正をもっと注意深く実施する必要があるようです。

1/11/2019 4:00-5:30 子持ち銀河 (M51) ,  GS200RC, 笠井フィールドフラットナー使用, IDAS LPS-V3 を使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 300sec (2×2ビニング) x8枚コンポジット、感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
ガイド鏡を軽量化のために f/130mm に交換しました。若干精度は落ちますが十分ガイドできていると思います。

2019年元旦

2019年1月1日 日の出シーンの Timelapse です。 今年もよろしくお願いします。

カメラ : Sony α7s
レンズ:FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870, ISO 6400,  28mm の広角に設定
キャプチャーソフト:Sony timelapse アプリ (有料)
設定:シーン Sunrise , インターバル 10 sec,  動画撮影 60 min
撮影時刻:2019年1月1日 6:00 – 7:00