μ-210 with RC 0.75x レデューサー・フラットナー (続き)

3月18日に撮影したM5 (球状星団) の画像はすこし地味だったので、今回はM13 (球状星団) を対象に露出時間を300 sec から 480 sec に長くしてみました。粒々感は出てきましたが、拡大すると若干ガイドが流れているのがわかります。露出時間を短くし撮影枚数を増して撮影されている事例が多いようなので、そのほうが画質はよくなるのでしょうか? 私が行っている画像処理は手作業なので枚数が増えると大変です。画像処理の自動化を考えてみることにします。

3/27/2019 1:00-3/27/2019 2:30 球状星団 (M13) , μ-210, Kasai RC 0.75X レデューサー・フラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 480 sec (1×1ビニング) x 5枚コンポジット, 撮影時に IDAS LPS-V3 フィルター を使用, 感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正,
撮影場所:自宅のベランダ

μ-210 with RC 0.75x レデューサー・フラットナー

Kasai のED フィールド・フラットナーは μ-210 でも十分有効だとわかったので、ついでに Kasai RC 0.75X レデューサー・フラットナーも試してみました。
M5 (球状星団) の画像ですが、私のレベルでは周辺まで十分満足できる品質です。おそらく4/3 インチの素子なので特に問題ないのでしょう。バックフォーカスは55mm にしてあります。
ED フィールド・フラットナー を装着すると 1.03倍ぐらいになっているのではないかと思いますのでおそら f/2500mm ぐらいだと思います。 0.75X レデューサー・フラットナー を 装着すると設計通り0.75倍のみたいなので f/1800mmぐらいだと思います。したがってこれらの補正レンズ を併用すれば μ-210の焦点距離はおよそ f/1800 mm – f/2500mm をカバーできるようです。ここまで焦点距離を延ばすと、もうすこしオートガイドの精度をあげるほうが良いかもしれません。

3/17/2019 23:20-3/18/2019 0:10 球状星団 (M5) , μ-210, Kasai RC 0.75X レデューサー・フラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 300 sec (1×1ビニング) x 6枚コンポジット, 撮影時に IDAS LPS-V3 フィルター を使用, 感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正,
撮影場所:自宅のベランダ

球状星団 by μ-210

久しぶりに 球状星団 を撮影してみました。淡い星雲に比べ光害地でもよく写ってくれます。 今週は天候に恵まれているので、毎日撮影していますが、現役だとこうはいきませんね。ほとんど米国東時間での生活ですが、BNP パリバオープンのテニス中継を観戦しながらなので楽しいです。

3/16/2019 2:40-2:45 球状星団 (M3) , μ-210, Kasai ED フィールドフラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 300 sec (1×1ビニング) x 2枚コンポジット, 撮影時に
IDAS LPS-V3 フィルター を使用, 感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正, 
撮影場所:自宅のベランダ
3/16/2019 3:00-3:30 球状星団 (M5) , μ-210, Kasai ED フィールドフラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 300 sec (1×1ビニング) x 5枚コンポジット, 撮影時に
IDAS LPS-V3 フィルター を使用, 感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正, 
撮影場所:自宅のベランダ

木星が上がってきたので近くの三裂星雲 (M20) を撮影してみました。まだ高度が低いうえに低空には薄雲がかかっていたために画質はあまり良くありません。4時過ぎには一面雲に覆われてしまいましたので、撮影できたのは 露出時間 420 sec の 3枚です。 IDAS LPS-V3 フィルター だと赤が強くなって青があまり出ません。M20はSIGHTRON  LPR-N フィルターのほうがカラーバランスがよさそうです。 次回にまたチャレンジです。

気温が高かったので
摂氏2度まで冷却しました
明け方4時までは風もなくガイドは順調だったのですが4時過ぎからは雲が流れ始めガイドもできず撮影は中止しました

M27 (亜鈴状星雲) by μ-210

連日μ-210を使用して明るい星雲を撮影しています。さすがに毎日晴天というわけにはいかないようで、本日は雲のご機嫌をうかがいながらの撮影となってしまい、夜が明けるまでに撮影できたのは 露出時間 300 sec の画像が4枚でした。

昨日よりは時間をかけてピントを追い込んでみました
雲のために中断を余儀なくされるような天候でしたが、雲がないときは何とか許容できるガイド状況でした

M27だとこんなに大きく映ります。マニュアル導入の赤道儀 G11なので中央に持ってくるために、何枚か試し撮りをしながら位置を補正するので若干面倒ですが最近は慣れてきました。明け方の撮影なので露出時間 300 sec でも十分写っています。雲による中断が何回かあったので、コンポジットに使用できるのは4枚のみでした。本日は フィルターに IDAS LPS-V3 を使用しました。横浜市の郊外では カラーバランスを考慮すると IDAS LPS-V3 が一番合っているような気がします。

M51 (子持ち銀河) by μ-210

昨晩に続いてμ-210による撮影です。M51と我が家の屋根の位置の関係で撮影時間が 0:00-1:00 ごろが限度になってしまいます。したがって明け方の撮影に比べ若干明るいなかの撮影となってしまうのは仕方ありません。μ-210 は焦点距離が長いので撮影時間を 420 sec と長めにとっています。 Gain 300 & 露出 10 sec で撮影した画像を使用し, Bahtinov Aid で数値を確認しながら調整しました。

風があるとフォーカスの調整も難しいです。本日はこのあたりで良しとしましたが、他の日の画像と比べるともう少し追い追い込む必要があるようです。
風が若干強いのでガイドのブレも大きめです。

焦点距離が長いだけあって、 4/3 インチのカメラの場合トリミングなしでもM51はこのサイズになります。フォーカスの調整およびガイドが安定していれば、惑星から星雲・星団までカバーできるので、μ-210 の活用範囲は広いです。今回はIR/CUTの目的で SIGHTRON LPR-N を装着してみました。

3/14/2019 0:00-1:00 子持ち銀河 (M51) , μ-210, Kasai フィールドフラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 420 sec (1×1ビニング) x7枚コンポジット, 撮影時にSIGHTRON  LPR-N フィルター を使用, 感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

M57 (リング星雲) by μ-210

普段は μ-210は惑星撮影に使用しているのですが星雲・星団でどの程度有効か試してみました。アクトゥールスを使用してフォーカスを合わせようとしたのですが、μ-210はf/2415mmもあるのでAPTのLiveViewでBahtinov Aidを利用するのはふらつきが大きくなかなかうまくいきません。仕方がないのでGain 300 & 露出 10 sec で毎回撮影した画像を使用し, Bahtinov Aidで数値を確認しながら調整しました。

On Focus になるまで調整をするのは意外と難しいですね。

GS200RC用に購入したKASAIのフィールドフラットナーですが、 μ-210 でも周辺域の星像もまずまずで十分使用できます。
ちょうどBNP パリバオープンの錦織 vs フルカッチの試合をBSで放送中だったのでテニスも楽しみながらの撮影となりました。

3/13/2019 2:30-3:30 リング星雲 (M57) , μ-210, Kasai フィールドフラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 300 sec (1×1ビニング) x12枚コンポジット、
撮影時にSIGHTRON  LPR-N フィルター を使用,
感度 300, SIでデジタル現像後 階調補正, 撮影場所:自宅のベランダ
オートガイドのレンズ は f/130mm にもかかわらず、風がないので意外と安定していました。
撮影に使用したKasai EDフィールドフラットナーとバックフォーカスです。

M51 (子持ち銀河) – 23:00 の撮影

いつもは明け方に撮影するのですが、今日は 22:30 – 23:00 といつもより早めの時間に撮影してみました。撮影条件は焦点距離は 1600mm、バックフォーカスは55㎜で昨日と同じです。露出時間を 180 sec まで長くしてみたのですが、空が明るいので画質はいまいちです。やはり暗い空に勝るものはありません。

3/11/2019 22:30-23:00 子持ち銀河 (M51) ,GS200RC, Kasai フィールドフラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 180 sec (1×1ビニング) x10枚コンポジット、感度 250, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
ガイドも非常に安定していました

M51 (子持ち銀河)

昨晩に続きAstro Photography Tool の FlatAid を使用して M51 を撮影してみました。今回は0.75X レデューサーの代わりにRCフィ-ルドフラットナーを使用していますので、焦点距離は 1600mm です。バックフォーカスは55㎜で問題ありませんでした。

3/9/2019 1:30-2:30 子持ち銀河 (M51) ,GS200RC, Kasai フィールドフラットナー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 150 sec (1×1ビニング) x12枚コンポジット、感度 250, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
APT の Bahtinov Aid は目視より頼りになります。完璧にFocusを合わせるのは至難の業ですがこれでも十分でしょう。
本日はFlatAidでは露出時間 525 sec が適切らしいということのようです。昨日の約2倍の
露出時間 です。
昨日は時折吹く強風のために鏡筒のフードは外しましたが、本日はつけたままでもガイドは安定していました。

本当は ATIK 383 で撮影したかったのですが、 ATIK EFW2 のUSBポートが壊れてしまい自動でフィルター交換ができなくなってしまいました。修理のためにイギリスのノリッチにあるATIKのサポートセンターに修理に出すことになってしまいましたので、しばらくはASI294MC に活躍してもらうことになります。

AstroPhotography Toolで最適 Flat

Astro Photography Tool による最適な Flat 画像を撮影して見たいと思っていたのですが、天候が良くなかったのでなかなか試すことができませんでした。 買い物袋を利用したFlatマスクは既に作成済みだったので、ようやく実験することができました。

APTのFlatAid は Target ADU が 20000 になるための露出時間を計算してくれます。 深夜なのでDefault 値で Flat Aid を実行ししたところ、自作のFlatマスクの場合、露出時間 225 sec でFlat 画像を撮影すればよいということになりました。

APT の FlatAid の機能を実施 ( Min Exp 1 sec, Mac Exp 240 sec )
露出時間 225 sec で撮影したFlat 画像, ゴーストがたくさん写っています。

最適なFlat画像ができたので、 M57 (リング星雲)で試してみました。

露出時間は左から 60 sec, 120 sec, 150 sec, 180 sec です。本日は 露出時間 150 sec に決定
APT の Bahtinov Aid も便利です

露出時間 150 sec で12枚撮影した画像にFlat 画像を適用してみました。 周辺減光もゴーストもきれいに消えています。 今回は時間と手間の節約のため ASI 294 MC Pro を使用しましたが、次回はATIK 383L (冷却 Mono CCD)で試してみたいと思います。18.70 EURですべての機能が使用できるAPT は素晴らしいです。

3/8/2019 2:30-3:30 リング星雲 (M57) ,GS200RC, Kasai 0.75X レディーサー使用, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294-MC Pro, 150 sec (1×1ビニング) x12枚コンポジット、感度 250, SIでデジタル現像後 階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

オートガイドの不調?

久しぶりに明け方天気がよさそうだったので、4時に起床して撮影の準備を始めました。気温9度と過ごしやすくなってきました。フォーカスの確認、オートガイドのキャリブレーション、すべて順調に進行し、いざ撮影を始めるとオートガイドが1-2分おきに激しくぶれるのです。オートガイドの不調かなと嫌な予感。再度キャリブレーションを行っても一向に直る兆しは見えません。ベランダに出てみると定期的に突風が吹いていたので、原因は風だったと判明しました。夜露対策と迷光対策の目的で30㎝の長さのフードを装着していたのですが、風の影響を最小限にするためにフードを外したら何とか許容範囲のブレに収まりました。ここまでで約1時間のロスをしたため、L画像を1枚撮影した時点で空が明かるなり始め撮影終了です。

本日は GS200RC + 0.75X レデューサーを使用した際のバックフォーカスの確認が目的だったので、何とか目的を達成できました。CCD素子の面からレデューサー のレンズまでの距離は55mm で良いみたいです。これで焦点距離が 1,600mm (フィールド・フラットナー) および 1,200mm (0.75X RD)となるので撮影対象物が増えることを期待しています。

3/2/2019 5:30 リング星雲 (M57), GS200RC, 赤道儀 Losmandy G11, ATIK 383L+0.75RD (冷却は使用せず), ガイド QHY5LIIC, シャッタースピード L 360 sec 1枚 , ステライメージ7 にて階調補正, 撮影場所:自宅のベランダ