月明りがきれいで今夜も晴れそうなので、昨夜に続き CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector のテストです。今回は ATIK383L + Hαで長時間露出を試みました。 コマ・コレクターとCCD素子の距離は 55mm としてあります。
Hαなので露出時間 1200秒 ぐらいは必要です。撮影中はオートガイドも安定して順調だったのですが 1100秒過ぎたところで薄雲が発生しガイドができなくなりあえなく失敗してしまいました。あともう少しだったのに残念です。下記の写真は残念な結果ですが、とりあえず 下記の3点が確認できたので今回は良しとしましょう
- CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector の組み合わせ
- QHY5IIによるオフアキシスによるオートガイドの性能
- ATIK383L の稼働確認
画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。
9/15/2019 3:12 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ATIK383L, Hαフィルター、1200 sec (1×1ビニング) x 1枚ショット, SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ
2019年9月20日 追記
ガイド不良になった直後から追跡が著しく外れて、輝星の軌跡が派手に写っています。我が家のベランダは北極星が見えないのでPHDドリフトアライメントで調整しているので、ガイドがない場合でもある程度は追跡してくれるものと思っていましたが、これほど流れるとは予想外でした。9月19日夜、南側に星が確認できる間に、改めて PHDドリフトアライメント を実施してみました。台風15号の影響はなかったと思っていたのですが、赤道儀のピラーが5㎜ぐらいずれてしまったようです。オートガイドのおかげで気が付かなかったのです。その後はまた雲が出てしまったので、残念ですが撮影はできませんでした。