エスキモー星雲 (NGC2392) – Lucky Imaging

湿度が高く鏡筒にはかなり夜露が下りるような状況でしたが、久しぶりの晴れなので、Lucky Imaging でエスキモー星雲 (NGC2392) を撮影してみました。

撮影には SharpCap 使用しています。対象が 惑星状星雲 なので大画面は必要ないと思い 1920×1080 の中央部分のみ撮影しています。また Image size の肥大化を防ぐために、PNGフォーマットを使用しています。

200 Frames のコンポジットに AutoStakker3 や DeepSkyStacker を試してみたのですがうまく合成できなかったので、最終的に Stella Image 8.0を使用することにしました。下記は位置合わせがうまくいった 186 Frames をコンポジット後、階調補正した画像です。Raw画像だとサイズが大き過ぎて200 Image 読み込むことができないのですが、今回はPNG画像を使用しているので 200 ファイルすべて読み込みことができ、自動位置合わせに5min、コンポジットに 3min でそれぞれの処理が完了しました。 

10/30/2019 3:30 – 4:30, エスキモー星雲 (NGC2392), μ-210 + RC 0.75x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Cフィルター+LPR-Nフィルター、Gain 300、15 sec (1×1ビニング)、 1920×1080 ROI, 200 Frames 撮影後 良質画像 186 Frames を SIでコンボジット後デジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

下記の画像はSharpCap のLive Stack 機能を使用して 15sec x 20 Frames = 5 min の 画像ですがここまで写ります。このまま 60 minほどLive Stackingすれば期待できる画質になるかもしれません。

10/30/2019 4:30, エスキモー星雲 (NGC2392), μ-210 + RC 0.75x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Cフィルター+LPR-Nフィルター、Gain 300、15 sec (1×1ビニング)、 1920×1080 ROI, 20 Frames SharpCap LiveStack にて撮影後 SIで デジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

2019年11月1日 追記

ASI385MC で SharpCap を使用して 15sec x 159 Frames = 39.75 min 撮影しましたが、ガイドがうまくいかなかったのか自動での位置合わせがうまくいかず、すべての画像に基準点を指定してコンポジットしたので疲れました。当然画質は良くありません。

11/1/2019 3:30 – 4:30 , エスキモー星雲 (NGC2392), μ-210 + クローズアップレンズAC3 , 赤道儀 Losmandy G11, ASI385MC Pro, LPR-Nフィルター、Gain 300、3 sec (1×1ビニング)、 159 Frames SharpCap にて撮影後 SIで デジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

空が明るくなるまでの時間に、ASI385MC で SharpCap のLiveStack 機能を使用して 3sec x 60 Frames = 3 min 撮影しました。

11/1/2019 4:30, エスキモー星雲 (NGC2392), μ-210 + クローズアップレンズAC3 , 赤道儀 Losmandy G11, ASI385MC Pro, LPR-Nフィルター、Gain 300、3 sec (1×1ビニング)、 60 Frames SharpCap LiveStack にて撮影後 SIで デジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

Lucky Imaging

3時過ぎに目を覚ましたら、久しぶりに晴れているではありませんか。以前から興味があった Lucky Imaging を大急ぎで試してみました。本来ならば惑星状星雲や明るくてコンパクトな系外銀河等が対象物として適切なようですが、CFP200を赤道儀に搭載したままなので、試し撮りとして馬頭星雲で試してみました。 Lucky Imaging ではオートガイドは必要ないようですが、対象物が暗い星雲なので露出時間を 15 sec とし、オートガイドは作動させています。

SharpCap 3.2 で 15 sec (1×1ビニング) x 121枚撮影し、画質の良い上位 80% の96枚を Deep Sky S tacker を使用してStackingしたのち SI8で諧調補正をしたものが下記の画像です。フラット補正を撮影していないので、ゴーストや周辺減光が目立ちます。しかし合計30分の露出でここまで写るのだったら、次回は μ-210 を使用して 惑星状星雲や明るくてコンパクトな系外銀河 を狙ってみるのも面白そうです。

10/23/2019 4:00 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Cフィルター+LPR-Nフィルター、感度 300、15 sec (1×1ビニング) x 96枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

2019年10月26日 追記

μ-210 で Lucky Imaging をするための準備をしました。 μ-210 の焦点距離 2415mm は長すぎるので、 バックフォーカス 55mm の位置に RC 0.75x レデューサー・フラットナー を挟んで、計測したところ 焦点距離 2159mm で 0.89x ぐらいのようです。残念ながら下部のコマは補正できていないようですが、 惑星状星雲や明るくてコンパクトな系外銀河等が対象物 なので今回はあまり気にしないようにします。次回晴れたら NGC2392 (エスキモー星雲) を狙って Lucky Imaging を試してみたいと思います。

10/26/2019 3:00 M42, μ-210 + RC 0.75x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Cフィルター+LPR-Nフィルター、感度 300、120 sec (1×1ビニング)、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

台風対策

超大型の台風19号が東海・関東地方に接近しているということで、明日は電車も飛行機も運行停止することが既に発表されています。自宅の簡易観測所が台風で吹き飛ばされないように、ロープで固定しておきました。直接風が観測所の側面を直撃すると風圧で耐えられないかもしれないので、防水シートで傾斜を作り風が傾斜を伝わって逃げていくようにしてみましたが、果たして耐えきれるか心配です。

2019年10月13日 追記

我が家は台風の被害はなかったのですが、各所で川が決壊して被害が出ているようなので心配です。

久しぶりの星空

Off Axis ガイドの失敗確率の増加問題、新しいPC入れ替えによる撮影機材の不安定問題、おまけに最近は天候不良続きで撮影の方はなかなかうまくいきませんでしたが、 今朝の横浜地方は久しぶりの撮影日和になりました。

Off Axis ガイド をやめ、通常の 200mm F4 ガイド鏡によるオートガイドに戻したためにComa Corrector のバックフォーカスの位置が変わってしまったので、急遽スペーサーを入れて調整してあります (もう少し追い込む必要あり)。安定稼働のための機材調整なので、対象物は大きい オリオン大星雲にしました。

自宅のベランダで NGC1977 (Running man) がかろうじて写っているので空の条件が良かったのではと思います。残念なのは構図が少し右寄りになってい待ったところでしょうか?

10/10/2019 4:00 M42, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Cフィルター + IDAS LPS-V3、80 sec (1×1ビニング) x 5枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

10/10/2019 4:00 M42, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Hαフィルター + IDAS LPS-V3、900 sec (1×1ビニング) x 5枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

画像処理用 PC の更新

現在メインで使用している DeskTop PC は2013年12月 にパーツを買いそろえて自作したPCです。普段はベランダに設置してある望遠鏡と接続して、撮影・オートガイド・画像処理を処理させています。まだまだ現役で使用できるのですが FirmwareやDriver 等のサポートもきれるので、6年ぶりに更新することにしました。今回は CPU, Mother Board, Memory, Graphic Card の更新のみで、SDD/HDD、電源、ケース 等はそのままです。したがってDriverの更新のみでSoftware の再導入は必要ありませんでした。Benchmark は約2倍の数値となっていますが、体感的なスピードはほとんど変わっていません。 Graphic Card はMiddle range の性能なので Game はかなり早くなっているようです。FF XV は非常にスムーズに稼働します。残念ながら私は Gamer ではないのでこの投資の恩恵は享受できないかもしれません。

旧PC

  • CPU – Intel i5 4440 第4世代 Intel Coreプロセッサ Haswell
  • Mother Board – ASUSTek LGA1150 H87-PRO
  • Memory – CFD DDR3 PC3-12800 8GB x 2 + 4GB x 2 = Total 24GB
  • Graphic Card – ASUSTeK NVIDIA GT650

新PC

  • CPU – Intel i7 9700 第9世代 Intel Coreプロセッサ Coffee Lake Refresh
  • Mother Board – MSI Z390-A PRO LGA1151
  • Memory – CORSAIR DDR4-2666MHz 8GB x 2 = Total 16GB
  • Graphic Card – MSI GeForce GTX 1660 GAMING X 6G

長時間露出 (Hα) – リベンジ 2

今回は撮影時間の短縮および高画質化を目的として、ASI294MC Pro で撮影してみました。ガイドのほうも多少雲が流れても踏ん張れるように、オフアキはあきらめでF4 200mm のガイド鏡に戻してあります。

今回はガイドは非常に安定していて問題なかったのですが、バックフォーカスが合っていないたみたいですべての星像が楕円です。おまけに ASI294MC Pro は長時間露出の際のアンプノイズがすごいです。やはり長時間露出の場合、ATIK383Lのほうがすぐれています。画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。

10/2/2019 4:00 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ASI294MC Pro, Hαフィルター、1200 sec (1×1ビニング) と 1800 sec (1×1ビニング) x 2枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ