MacOSX で KStars + OnStep (実践編)

MacOSX の撮影機材の準備はできたのですが、天候に恵まれずに実環境での検証ができずにいました。ようやく天候が安定し、雲により撮影が中断されることないようなので、M104 (ソンブレロ銀河) を L画像とHα画像で撮影してみることにしました。撮影開始後、2020年2月1日 2:07 ごろ茨城県南部で発生したマグニチュード 5.3 の地震によりHα画像の撮影が中断してしまいました。横浜方面は震度 2 – 3 程度でしたが、茨城・千葉方面は震度4だったようなので、かなり揺れたのではと思います。被害が大きくなければいいのですが・・・

MacOSXの KStars は概ね期待通り機能したのですが、Local に Install した Astrometry.net の Plate Solving は “Error starting solver. Process crashed.” でうまくいきませんでした。Linux版の環境では問題なく稼働するので、MacOSX上の環境の問題だと思います。一応事前に ASTAP をInstallしていたので ASTAP を使用して検証を進めました。ASTAP の Plate Solving は若干時間がかかりますが正常に稼働しました。注意点は ASTAP の場合 4×4 Bining では情報が不足しているせいか、1×1 で撮影した画像を使用する必要があることです。

何はともあれ、Linux と MacOSX の両方の環境がそろったので心強い限りです。

あれっ、星像がきれいな丸じゃない。ガイド精度の問題かな・・・

2/1/2020 1:40-2/1/2020 2:00 M104 (ソンブレロ銀河) , CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (0℃), 赤道儀 G11+OnStep, ASI294MC Pro, L フィルター、感度 300、60 sec (1×1ビニング) x 20枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

2020年2月2日 追記

露出時間を 前回の 60sec から 240sec にし、バラ星雲を撮影してみました。 CFP200では画角が狭すぎてバラ星雲は収まり切れませんが、ガイド精度の検証なのでそのまま撮影を進めました。予想通り露出時間を長くするとガイドエラーが顕著になります。 PHD2 はWindows版やLinux版と同じ 2.6.6 ですし、QHY5のDriver もQHY社のものです。したがってガイド精度の悪化は Losmandy 純正の Stepping Motor から OnStep の Stepping Motor に変更による可能性があります。この辺りはもう少し検証してみる必要があります。おまけにスケアリングも問題があるようです。

2/1/2020 20:40-2/1/2020 21:20 NGC2246 (バラ星雲) , CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (0℃), 赤道儀 G11+OnStep, ASI294MC Pro, Hα 7nm フィルター、感度 300、240 sec (1×1ビニング) x 10枚をコンポジット、 SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ