M27 (こぎつね座 亜鈴状星雲) – AOO 合成

月齢 12.7なので、すなおにAOO合成を行いました。時々薄雲が出現したので Guide の精度も普段ほど良くなかったようです。Capture sequence を設定して撮影を開始した後は寝てしまったので、使えない画像の選別に結構時間がかかってしまい後処理が大変でした。

4月5日のように Dithering による軌跡はなくなりましたが、薄雲のせいで若干眠い画像になってしましました。

4/7/2020 2:15 – 4/7/2020 3:35 M27 (亜鈴状星雲), μ-210 + RC 0.67x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 G11+OnStep+MacOSX版 KStars, ATIK383L, Hq画像 300sec x 17, OIII画像 300sec x 6 枚、Dark補正後 AOO合成、SIでデジタル現像後、階調補正、トリミング 撮影場所:自宅のベランダ

Dithering – 実践編

0時過ぎでもまだ風が若干強く、雲が流れている状況でしたが Dithering のテストが目的なので撮影を開始しました。今回は ATIK383L を使用して Narrow Band Filter (Ha, OIII, SII) を使用します。

撮影は順調に進んだのですが、Hα 画像を6枚撮影したところで夜が明けてしまい時間切れとなってしましました。

L画像、SII画像は露出時間の設定が適切でなかったので使用不可ですが、Hα 画像 および OIII 画像が比較的まともに撮影できたので、AOO合成をしてみました。Dithering は正常に作動しているようですが、期待した以上に移動しているようです。おそらく主鏡の焦点距離がガイド鏡の焦点距離と比較して長すぎるせいではないかと思います。悲しい結果の画像はこちらになります。

4/5/2020 1:15 – 4/5/2020 4:40 M27 (亜鈴状星雲), μ-210 + RC 0.67x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 G11+OnStep+MacOSX版 KStars, ATIK383L, L画像 300sec x 10 枚 (未使用), OIII画像 300sec x 10 枚, SII画像 300 sec x 10 枚 (未使用)、Hα画像 300sec x 6 枚、Dark 補正後 AOO合成、SIでデジタル現像後、階調補正、トリミング 撮影場所:自宅のベランダ

Dithering with INDI based system

2020年3月以降 μ-210 を使用するようになって、縞ノイズが気になっていたところ、ほしぞloveログの sam さんがタイムリーな記事 (縞ノイズの可視化) を書かれていたので、大変参考になりました。Hot pixel/Cool pixel が原因のようなので、ノイズを低減するする方法として Dithering が挙げられていました。

現在使用している INDI ベースのシステムでも Dithering は可能なようです。INDI Forum #20673 によると 下記の手順で Dithering を 有効にすることが可能です。

次回の撮影で試してみたいと思います (今夜は風が強そうで無理みたい)

M27 (こぎつね座 亜鈴状星雲) LRGB 合成

久しぶりに μ-210 & 冷却CCD (Mono) ATIK383L で M27 を撮影してみました。μ-210 & ASI294MC で撮影した 2019年3月 M272020年3月 M27と比較してみると、 冷却 Color Camera のほうがお手軽にそこそこの画像が撮影できますね。光害地では冷却CCD (Mono) のほうが有利なはずなんですが・・・

L画像 180sec x 10 枚, R画像 180sec x 6 枚, G画像 180 sec x 6 枚、B画像 180sec x 6 枚 撮影したのですが Hot pixel/Cool pixel による Noise が結構目立ちます。 以前取得した Dark を使用し補正したのですがだめですね。次回は露出時間 300sec でリベンジしてみようと思います。

4/3/2020 3:37 – 4/3/2020 4:42 M27 (亜鈴状星雲), μ-210 + RC 0.67x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 G11+OnStep+MacOSX版 KStars, ATIK383L, L画像 180sec x 10 枚, R画像 180sec x 6 枚, G画像 180 sec x 6 枚、B画像 180sec x 6 枚、Flat補正後 LRGB合成、SIでデジタル現像後、階調補正、トリミング 撮影場所:自宅のベランダ

M1 (おうし座 かに星雲) 再撮影

3月21日に続いて、再度M1を撮影しました。透明度があまり良くないのは前回と同じです。Sirius で 1点 alignment を実施し、Plate Solving で M1を中心に導入します。前回は露出時間を 180 sec とし20 Shot 撮影しましたが、今回は 300 sec で 7 Shot 撮影したところで時間切れとなってしましました。 今シーズンの M1 の撮影もこれで終了です。

3/26/2020 20:50 – 3/26/2020 21:25 M1(おうし座 かに星雲), μ-210 + RC 0.67x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 G11+OnStep+MacOSX版 KStars, ASI294MC, Gain 120、IDAS LPS-V3フィルター、300 sec x 7枚、Flat補正、SIでデジタル現像後、階調補正、トリミング 撮影場所:自宅のベランダ

M1 (おうし座 かに星雲)

住宅地での撮影なので、通常は明け方に撮影することが多いのですが今日は早い時間に撮影を開始しました。

やはり周囲がまだ明るいので、かぶりが激しくノイズも多いのでこの時間帯の撮影は難しいです。μ-210 ですが RC 0.67x レデューサー・フラットナーを使用しているので f/1600mm 前後だと思います。Plate Solving も問題なく認識しました。

3/21/2020 20:20 – 3/21/2020 21:25 M1(おうし座 かに星雲), μ-210 + RC 0.67x レデューサー・フラットナー, 赤道儀 G11+OnStep+MacOSX版 KStars, ASI294MC, Gain 120、IDAS LPS-V3フィルター、180 sec x 20枚、Flat補正、SIでデジタル現像後、階調補正、トリミング 撮影場所:自宅のベランダ

INDI ベースの 撮影環境

デジタル一眼レフ(EOS Kiss X5)を使用していたころは、ステラナビゲーターで対象物を導入してBackyardEOSで撮影するというスタイルでしたが、冷却CCD/冷却CMOSカメラを使用するころから、SkySafariで導入しSharpCapあるいはAPTで撮影するようになってきました。このころは赤道儀の制御と撮影は別システムだったのですが、2019年に INDI ベースの StellarMate を試したのをきっかけに、 それまでの Windows ベース のシステムから Linux および MacOSX 上の INDI ベースの システムで赤道儀の制御および撮影両方を行うスタイルに移行しました。INDIベースの KStars+Ekos および PHD2 なので、Plate Solving による アライメントおよび自動導入, PHD2 による Auto Guiding が同じ操作で実施可能となっています。

  1. 主力機 – MacBook Pro (Late 2011) MacOS High Sierra 10.13.6, KStars 3.3.9 (Build 2020-01-02T02:30:09Z) PHD2 2.6.6, Losmandy G11 を OnStep で制御, OnStep Controller と INDI サーバーはUSB接続
  2. バックアップ機 – ThinkPad X230 Ubuntu 18.04.4 LTS, KStars 3.4.1 (Build 2020-02-23T18:06:07Z), PHD2 2.6.7, Losmandy G11 を OnStep で制御, OnStep Controller と INDI サーバーはUSB接続
  3. AZ-GTi専用機 – Raspberry Pi 3B+ StellarMate 1.5.1, KStars 3.4.1 (Build: 2020-02-23T19:46:30Z), PHD2 2.6.7, EQDirect Cable でUSB接続  
  4. SkyExplorer SEII (HEQ5) 専用機 – Raspberry Pi 4B Astroberry-J2020V2r, KStars 3.3.9 (Build: 2019-12-06T19:04:55Z), PHD2 2.6.6, EQDirect Cable でUSB接続
Raspberry Pi 4B Astroberry-J2020V2r

共通の Hints & Tips

  1. Camera 等 USB経由で接続する機器が多いですが、USB3.0/3.1 で接続するより USB2.0 で接続するほうがシステムは安定しています。Plate Solving の際に画像を取得し Download する必要がありますが x4 Binning mode で撮影した画像を使用するように設定すれば 数秒でDownloadできるので速度上問題にはなりません。USB2.0ハブは ACアダプタ付を使用しています。
  2. Home Position の機能があてにならないので使用していません。私は下記の方法で Plate Solving を実施しています。

A. 赤道儀の電源On後、ファインダーで撮影する一番近くの恒星を導入します
B. KStars の Mount でアライメント用の恒星を指定します
C. Mount の Goto機能を動作させた後ですぐに停止を押して赤道儀の移動を止めます。もう一度ファインダーで恒星の位置を確認しておきます。
D. Mount の Sync ボタンで KStars と 実際の恒星の位置 (座標) 合わせをすれば アライメントとしてはOKです。この操作で KStars は大まかに位置(座標)を記憶します。
E. KStars の Mount で Target に対象物を設定して Plate Solving 実行すればほぼ問題なく中心にPositioning されます。