望遠鏡の稼動率を上げるためには、見たい時にすぐに見れる環境を整えておくことが重要だと考え、一番重い赤道儀を庭に常設するために Losmandy GM8 の足回りをピラー脚に変更しました。Losmandy GM8 とピラー脚を接続するアダプターは OPT Oceanside Photo and Telescope から ミードの三脚用のアダプターを購入し、Vixen GP ピラー に接続してあります。 最近は海外から購入しても非常に便利で、発送状態は下記のように米国側および国内からいづれもトラッキング可能となっていますので、安心して買い物ができます。
LO-MA Losmandy GM-8/G-11 Mount to Meade Field Tripod Adapter
USPS Detailed Search Results: ------------------------------------------------------------------------ Delivered Abroad, October 02, 2007, 9:51 am, JAPAN At Foreign Delivery Unit, October 02, 2007, 7:25 am, JAPAN Out of Foreign Customs, October 01, 2007, 11:51 am, JAPAN Into Foreign Customs, September 30, 2007, 12:04 am, JAPAN Arrived Abroad, September 30, 2007, 12:03 am, JAPAN International Dispatch, September 27, 2007, 4:39 pm, LOS ANGELES Processed, September 27, 2007, 4:39 pm, LONG BEACH, CA 90810 Processed, September 26, 2007, 3:46 pm, SAN DIEGO, CA 92137 Acceptance, September 26, 2007, 12:14 pm, OCEANSIDE, CA 92054
Japan Post EMS 検索結果 詳細:
発生日 状態 詳細 取扱店名 県名等 郵便番号 ------------------------------------------------------------------------ 9月26日 12:14 引受 92054 USA 9月27日 16:39 国際交換支店/局から発送 AMC LOS ANGELES USA 9月30日 0:03 国際交換支店/局に到着 東京国際支店 東京都 138-8799 9月30日 0:04 通関検査待ち 東京国際支店 東京都 138-8799 10月1日 11:51 国際交換支店/局から発送 東京国際支店 東京都 138-8799 10月2日 7:25 到着 郵便局 10月2日 9:51 お届け先にお届け済み
ピラー脚が 110cm もあるので全景は少し背高のっぽの状態になりますが、 反射式望遠鏡を使用しないので特に問題はありません。
撤収はごみのポリバケツをかぶせて完了となります。
SS2000PCのガイドポートを利用するために Shoestring Astronomy のGPUSBを購入してみました。 Webページから下記の商品を買い物バスケットにいれ、ポチとするだけで発注できましたので非常に簡単です。 参考までに US Postal Service (USPS) の送料は$8.00でした。
IMAGE | DESCRIPTION | PART NUMBER | PRICE |
USB Guide Port Interface | GPUSB | $66.00 | |
Guide Port Converter for SkySensor2000 | GPCNV-SS2K | $15.00 | |
Guide Port Flat Cable, 14 feet | GPFC-14 | $6.00 |
結論:8/12 の PC ポート経由接続のオートガイドの結果とGPUSB経由のオートガイドの結果をごらんになればすぐにわかると思いますが、ガイド性能にはそれほど差はないような気がします。 ただし、下記の点で使い勝手は約$100分程度はよくなっていると言うといえばそうかもしれません。なお GPUSB直接指定しても、ASCOM経由でGPUSBを指定してもほとんど差はありませんでした。
USB-Serial 変換ケーブルを使用しないのでCOM ポートの番号が突然変わってしまって接続不可ということはない
常に安定して Guidemaster やオートガイドとの接続は可能 (GPUSBCheck というツールが提供されていて失敗したことはない)
PCとGPUSB との通信は赤および緑のインジケーターによるDECやRAの制御信号のモニターが可能
ToUcamのビデオの設定
Guidemasterの設定
8/12/2007 久しぶりに自宅で撮影してみました。今回はIDAS LPS-V3の効果と Guidemaster 2.0.14 + SS2000PC + ToUCamでのオートガイダーのテストも兼ねています。
結論: 下記の画像をごらんになればすぐにわかると思いますが、IDAS LPS-V3 は市外地ではかなり有効だと思います。 Guidemasterのオートガイドには相変わらず苦労していますが、すこしずつコツがわかってきました。
M57
8/12, 20:00 PM JST, 望遠鏡: C8-EX + F6.3 レデューサ, 赤道義: 改造 Losmandy GM8 (SkySensor仕様) カメラ: 改造 EOS Kiss DN, フィルター: IDAS LPS-V3 48mm, Gudemaster 2.0.14 にてオートガイド, 感度 iso1600 SS 180sec x 1, 120sec x 1, 60sec x 3 のイメージをステライメージ4 でComposit 、 撮影場所:自宅2Fベランダ
M27
8/14, 20:00 PM JST, 望遠鏡: C8-EX + F6.3 レデューサ, 赤道義: 改造 Losmandy GM8 (SkySensor仕様) カメラ: 改造 EOS Kiss DN, フィルター: IDAS LPS-V3 48mm, Gudemaster 2.0.14 にてオートガイド, 感度 iso1600 SS 240sec x 1, 180sec x 1, 120sec x 2 のイメージをステライメージ4 でComposit 後 x3 ソフトビニング、 撮影場所:自宅2Fベランダ
Guidemaster
Guidemaster 2.0.14 (Beta) を使用していますが、設定したパラメーターおよび注意事項は以下の通りです。
- ToUcamのガイドスコープへの取り付け角度がキャリブレーションにより自動的に検出されるので特に注意を払う必要はないはず。 しかしこれまでの習慣で、AstroSnapと同様にSS2000PCを停止時にガイド星が右から左に水平に移動するようにToUcamを取り付ける
- ToUcamのイメージコントロールで1秒間あたりのフレームレートに30を設定 (イメージのリフレッシュが遅いと適切なガイドができない)
- ToUcamのカメラコントロールでシャッタースピードを1/25 sec に設定
- GuidemasterでSS2000PCを接続後、RAおよびDEのコントロールが動作していることを確認。 動作していない場合は、SS2000PCのMODEボタンで、緯度経度がRA/DEとなっていることを確認後+-ボタンで速度を低速に切り替えて見る (動作していない場合はキャリブレーションがエラーになるので判別可能)