360° パノラマ撮影

さらに広角で天体を一望できる天体写真を目指して、RICOH THETA SC で360°パノラマ撮影をしてみました。ベランダに一脚スタンドに取り付けたTHETA SCを設置し、部屋の中から iPhone でを使用してリモート撮影します。撮影した写真は iPhone にDownloadして画質をチェックできます。ワンショットで360°パノラマ撮影ができるので便利です。 下記のリンクをクリックすると360°パノラマ画像を操作できます。

THETA SC による360°パノラマ画像

(注: 上記のリンクをクリックすると360°パノラマ画像を操作できます。)

r0010013_nogps

2/20/2017 6:00 RICOH THETA SC,  露出時間 1/8 秒 , ISO 200,  オートWB

ポータブル赤道儀の試写

2017年2月17日にまだ月が上がってくる前(21:00ごろ)にスカイメモsのテストを兼ねてM42を撮影してみました。時間が早いので ISO 1600、露出 30secぐらいが限界で、これ以上露出を長くすると飽和してしまいました。 露出時間は短いのですが、16枚の画像を加算コンポジットすると少しディテイルが現れてきました。光害カットフィルター(Astronomik CLSフィルター Canon EOS用)を使用しているため赤色が強く出ていますので、次はカラーバランスの調整が課題です。

M42_F4_ISO1600_20170217_1900_30sec_x16_XGA

2/17/2017 21:00 スカイメモs + QHY5II-M (50mm レンズ)/PHD2 による オートガイド, EOS Kiss X5 (新改造), 露出時間 30秒 x 16ショット, ISO 1600, CANON EF70-200mm F2.8L USM, F4, f200mm, SI7にて加算コンポジット後, トリミング

2017年2月26日 追記

比較として13㎝反射望遠鏡+赤道儀でM42を撮影してみました。 光害地なので画質はいまいちですが、やはり常設の赤道儀のほうが撮影には安定しています。

M42_BKP130_ISO1600_20170217_2000_40sec_x2

2/25/2017 20:00, BKP130, 赤道儀 SkyExplorer SEⅡ + QHY5II-M (130mm レンズ)/PHD2 による オートガイド, EOS Kiss X5 (新改造), 露出時間 40秒 x 20ショット, ISO 1600,  SI7にて加算コンポジット後,  x4 ソフトビニング

ポータブル赤道儀の改善

2か所ほどポータブル赤道儀の改善をしました。

  1. 三脚の強度が不足していますので脚を伸ばすことができません。風等による転倒を防止するために、余っていた Losmandy 3.5 kgのウェイトを取り付けて重心を下げました。
  2. 微妙なピント合わせを可能にするために、余っていたKYOEI 低重心ガイドマウントの一部を利用してマイクロ・フォーカス・アジャスターを作成しました。フォーカスリングの抑えにはホームセンターで販売されているクローム製のフリープレート300mmがぴったしでした。