長時間露出 (Hα) – リベンジ

9月に入っても天候に恵まれる日がすくないのですが、GPV気象予報だと明け方には雲がいなくなるようだったので、3時に起床しリベンジしてみました。焦点距離の長い Off-Axis Guider は, 環境の影響を受けやすくちょっとしたことですぐガイドエラーになってしまいます。実際にガイドが安定するようになったのは、4時過ぎだったので仕方がなく時間短縮の対策として 2×2 ビニング モードを使用し露出時間を 1200 sec から 600 sec と半分にして何とか1枚だけ撮影することができました。

明け方の1枚の画像なので画質は良くありません。Hαの場合もう少し露出時間が必要です。画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。

9/27/2019 4:15 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ATIK383L, Hαフィルター、600 sec (2×2ビニング) x 1枚ショット, SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

Losmandy の部品 (ステッピングモーターやハンド・コントローラー) が故障したら困るなと思い Losmandy Web サイトを見ていたら, ステッピングモーター仕様の G11 はディスコンになってしまい GEMINI 2 の自動導入のみとなっていました。また保守部品としての ステッピングモーター は、「問合せ要」 となっていました。エンコーダー+SkySafari があれば手動式でも十分なのですが、世の中のニーズは自動導入なのですね。

EXPLORE SCIENTIFIC 社から PMC-8 UPGRADE FOR LOSMANDY G11 MOUNT というキットが出ていてこれを取り付けるとスマホから制御できるようです。現時点の価格は $1,499.00 ということなので GEMINI 2 と同程度でしょうか。そういえば私のLosmandy G11に装着しているエンコーダーはこの Woodand Hills から購入したのですが、1号機ですよと言われました。残念ながら現在このエンコーダーは販売していないので、壊れたら次は PMC-8 ですね。

長時間露出 (Hα) – 雲のため失敗

月明りがきれいで今夜も晴れそうなので、昨夜に続き CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector のテストです。今回は ATIK383L + Hαで長時間露出を試みました。 コマ・コレクターとCCD素子の距離は 55mm としてあります。

Hαなので露出時間 1200秒 ぐらいは必要です。撮影中はオートガイドも安定して順調だったのですが 1100秒過ぎたところで薄雲が発生しガイドができなくなりあえなく失敗してしまいました。あともう少しだったのに残念です。下記の写真は残念な結果ですが、とりあえず 下記の3点が確認できたので今回は良しとしましょう

  • CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector の組み合わせ 
  • QHY5IIによるオフアキシスによるオートガイドの性能
  • ATIK383L の稼働確認

画像をクリックすると元のサイズで表示可能です。

9/15/2019 3:12 馬頭星雲, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11, ATIK383L, Hαフィルター、1200 sec (1×1ビニング) x 1枚ショット, SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

2019年9月20日 追記

ガイド不良になった直後から追跡が著しく外れて、輝星の軌跡が派手に写っています。我が家のベランダは北極星が見えないのでPHDドリフトアライメントで調整しているので、ガイドがない場合でもある程度は追跡してくれるものと思っていましたが、これほど流れるとは予想外でした。9月19日夜、南側に星が確認できる間に、改めて PHDドリフトアライメント を実施してみました。台風15号の影響はなかったと思っていたのですが、赤道儀のピラーが5㎜ぐらいずれてしまったようです。オートガイドのおかげで気が付かなかったのです。その後はまた雲が出てしまったので、残念ですが撮影はできませんでした。

機材の稼働確認

2ケ月間機材を簡易観測所に設置したままで留守にしていましたので、6月に購入済みの TS-Optics の NEWTON Coma Corrector 1.0x GPU Superflat – 4-element の検証を兼ねて稼働確認を行いました。

わずか2ケ月ですが、手順を忘れている部分があり正常稼働まで時間がかかってしまいましたが、一応 機材のほうは特に問題なく稼働していることを確認しました。 オフアキシス でのオートガイドも問題ないようです。

TS-Optics NEWTON Coma Corrector 1.0x GPU Superflat – 4-element – 2″ connection は f/3.5 to f/6 に対応しており、焦点距離ごとに下記の数値が推薦されていますので今回は 55mm になるように調整しています。

  • Focal length up to 600 mm – working distance 52 mm
  • Focal length 610-690 mm – working distance 53 mm
  • Focal length 70-790 mm – working distance 54 mm
  • Focal length 800 mm and more – working distance 55 mm

このコマ・コマコレクターは全長が長いのでスレーブにきっちりはまり、扱いやすいと思います。 確かにBaader MPCC Mark III より補正がよく効いているかもしれません。今回は月明りがすごいのでカペラを撮影してみました。

下記の画像はクリックすると元のサイズで表示可能です

9/14/2019 1:45 カペラ, CFP200 + TS-Optics NEWTON Coma Corrector (摂氏3度まで冷却), 赤道儀 Losmandy G11,ASI294MC, クリアーフィルター、30 sec (1×1ビニング) x 1枚ショット, 感度 300、SIでデジタル現像後、階調補正、 撮影場所:自宅のベランダ

ヨセミテ国立公園の夜空

2ケ月にわたるカルフォルニアでの滞在の終わりに、せっかくなのでヨセミテ国立公園に行ってみました。 フォシターシティー から約300Kmなので、車で4-5時間のドライブです。途中2回休憩しゆっくりと行ったので5時間かかってしまいました。公園内の Yosemite Valley Lodge というロッジに2泊しGlacier Point から展望したり、Yosemite Valley 内の川沿いトレッキングコースを歩いたりして、のんびりと過ごしました。ベイエリアより内陸部にあるせいか、日中はフォシターシティーより暑く、夜は涼しいという気候です。

2枚目の写真は Glacier Point から 写した Yosemite Valley 全景ですが、右側に写っている 岩山はアウトドアー製品で有名な North Face 社のロゴマークにも使用されてい Half Dome です。

3枚目の写真は宿泊しているロッジのベランダから Canon S120 を使用して撮影した夜空です。肉眼では、もちろん天の川が見えます。

Yosemite Valley 全景
Glacier Point から 写した Yosemite Valley 全景
Canon Powershot S120 (星空モード)

台風15号が去った9月9日の午後に帰国したのですが、羽田から横浜に帰宅するのが大変でどっと疲れが出ています。